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2015年11月15日

7185:ポリファーマシーが話題になっています

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週刊医学界新聞3150号では「ポリファーマシー 医科に介入するか、あるいは介入しないのか」という記事がトップに出ています。ネットで見ても多くの記載がありました。

『1人の患者に対し,多数の薬剤が処方されている状態である「ポリファーマシー(多剤併用)」が注目されている。ポリファーマシーに関する明確な基準はないものの,多剤併用を起因とする薬物有害事象や服薬管理上の問題が指摘されており,リスクマネジメントの観点から不適切な複数薬剤の使用は見直す必要がある。しかし,臨床現場で生じるポリファーマシーの要因は多様であり,その対応は容易でない。難しくしている要因のひとつには,1人の患者に薬剤処方を行う医療機関・診療科が複数にわたる点が挙げられる。特に併存疾患の多い高齢者では,地域の複数の医療機関に通院し,各施設で薬剤処方を受けている場合も多く,薬剤の種類・量共に増えてしまうのだ。こうしたケースを防ぐには,地域の医療機関が一体となってポリファーマシー対策に取り組むことが求められる。』(週刊医学界新聞3133より引用 https://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03133_02)

『診療科・医療機関を超えて,処方理由と優先順位の共有を

 仮想事例は,80歳男性で,認知症のほか,2型糖尿病,高血圧,脂質異常症,骨粗鬆症といった複数疾患の既往を持つ高齢患者。さらに,同患者が受診する医療機関・診療科は複数あり,計10剤以上の内服薬が処方されているという症例だ。症例に見られる浮腫・ふらつきの原因が薬剤によるものという前提の上で,参加者たちはどの薬剤を中止し,その薬剤を処方している医師にはどのようにコミュニケーションをとるべきかなどを検討した。』(同上)

 【眼科医清澤のコメント】:
 医師が出した薬について、他の医師が批判するというのは医師としては良いマナーではないというのが現在のコンセプトでしょう。
 しかし、私が治療している眼瞼痙攣でも、精神安定剤としてのリボトリールなどのベンゾジアゼピン系の薬剤や、入眠剤としてのデパスなどのチアノジアゼピン系の薬剤が多用されている症例は多く見られます。それが眼瞼痙攣の治療薬として使われていたりすると話は一層困難です。それを薬剤性眼瞼痙攣と呼びますが、そんな話は聞いたことがないといってみたり、精神的に必要だから出しているのですとおっしゃったりもします。
 自分が行おうとする治療に関係のある場合には減薬をお願いしたりも致しますが、その医師と患者さんへの伝え方はかなり難しいと思います。

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