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2015年11月14日

7180:第7回大塚スキルアップセミナー:(11月12日)聞いて来ました

phNomura
第7回大塚スキルアップセミナー(新宿)聞いて来ました

7時に診察を終えて、高田馬場まで地下鉄で、そこからタクシーでよいかと思いましたが、7時半の開演には間に合わず、血管新生緑内障のあたりからしか聞くことは出来ませんでした。
 しかし、目的は福嶋先生の「糖尿病眼合併症」で、神経眼科的疾患をどう話されるかを聞きたかったので、まずは間に合ったという所でしょうか?今月の末に当院の荒川看護師が糖尿病眼学会のシンポジウム(*脚注)で、当院における眼筋麻痺の話をするので、ほかの先生がどのように話すのかを聞きたかったのです。当医院の糖尿病患者さんのカルテ調べを手伝ってくれたORTのAさんと看護師の荒川さんとで行ってきました。

講演Ⅰ 糖尿病眼合併症について 女子医大糖尿病センター  福嶋はるみ 講師

糖尿病眼合併症のうち網膜症以外の物を多い方から説明して行かれました。少ない方から2番目は眼球運動障害で、0,2%。その多くは自然に治るという事から微小循環障害であると考えられます。糖尿病があるからと言って眼筋麻痺の原因を糖尿病であると決めつけないで、オーディナリーな検査をすべて行いましょう。外転神経麻痺が一番多いというのは我々の結果と同じでした。成書では動眼神経麻痺を中心に書いてある様です。
一番少ないのが視神経症。虚血性の原因で起きるという事です。(福嶋先生の原著が有ったら見ておきたいです。)

big,31(眼科三宅病院の新病院)
講演Ⅱ 白内障/IOL手術とドライアイ 眼科三宅病院 三宅謙作 理事長

清澤のコメント:この話は先日別の日に伺っていた内容と重なる部分もありました。今日は少し楽をして先日の聴講録のポイントのみ記載します。術後のドライアイに対するムコスタの効果は実感されるが数値には変化が出にくいもののようです。大塚製薬にはeライブラリーというものがあって、そこには過去の学会のランチョンセミナーで三宅先生が話されたスライドが掲載されています。それはストーリーをたどるには大変参考になりました。今日の第一の講演のビデオも見たいものです。また、ドライアイマイストラテジーという当日配られたパンフレットも見やすくて良かったです。

要点:白内障術後には多数のドライアイが存在する。その特徴は術前からあったドライアイの増悪のほかに、術後に発生するドライアイも存在し、その成因には手術刺激そのものと術後処置特にNSAIDsの関与も疑われる。白内障手術後のドライアイの自覚症状と他覚症状の改善がムコスタ点眼で得られた。

白内障術後ドライアイの特徴は
涙液層破壊パターンの紹介
1)スポットブレーク:重症BUT短縮型。膜型ムチン減少に伴う眼表面水濡れ性低下35%
2)ディンプルブレーク;軽中BUT短縮型。膜型ムチン減少に伴う眼表面水濡れ性低下20%
3)ラインブレーク;中軽症涙液現象型。眼表面の水分低下。20%
4)ランダムブレーク:蒸発亢進型。油分、水分、ムチンの減少、25%
纏め:術後ドライアイはBUT短縮型でゴブレット細胞減少、膜型ムチン減少による水濡れ性低下が多いことを示した。

(*脚注:日本糖尿病眼学会で当院荒川看護師がシンポジスト務めます
第21回日本糖尿病眼学会総会 2015年11月27日(金)~28日(土)愛知県産業労働センター ウインクあいち 学会HP:http://30jsdc21jsod.nagoya/21jsod/

シンポジウム4
11 月28 日(土) 14:50~16:30 第10 会場 (展示場805)
糖尿病合併症の療養指導 S4‒4  糖尿病と糖尿病性眼筋麻痺 NPO 法人目と心の健康相談室・医療法人社団深志清流会清澤眼科医院 荒川和子)

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