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2015年10月25日

7114 【メディカルNOW】「はやり目」感染力強いウイルス、ただいま流行中

【メディカルNOW】「はやり目」感染力強いウイルス、ただいま流行中

2015年10月20日15時0分 スポーツ報知

先ず眼科医清澤のコメント:開業以来こんなひどい流行には出会ったことが有りません。点状角膜炎を残す患者さんも出ています。皆さま一層のご注意を

要点は:
 ▼家族に患者が出たらタオルは自分専用にする
 ▼患者は、目に触ったら必ず石けんで手を洗い、周りへの伝搬を避ける
 ▼院内では、患者が手で触った所は、消毒用エタノール(80%)で消毒する。

  --以下は、本文の続きです引用開始ーーー

 目が充血して目やにが出る。その充血が白目だけでなく、上下のまぶたの内側の充血が強く、そこにブツブツした小さな隆起物がたくさんあれば、はやり目(流行性角結膜炎)が疑われる。このはやり目がいま全国的に流行中だ。

 はやり目を引き起こすのは、風邪の原因にもなるアデノウイルスであることから「目の風邪」とも呼ばれる。アデノウイルスの感染力は非常に強く、ウイルスが付着した所を触った手で目をこすればほぼ100%感染し、爆発的に広がることから「はやり目」と呼ばれるようになった。

 感染すると、5日~2週間の潜伏期間の後、「さらさらした目やにが出る」、「涙が出る」、「光がまぶしい」などの症状が表れる。

 やがて白目が充血し、まぶたが腫れ、発症5日目頃にはまぶたの内側にブツブツができて、目の症状以外にも耳の前方のリンパ節が腫れて、押すと痛みを感じる。発症1~2週間で自然に治るが、重症化すると1か月くらい長引くことがある。1~5歳の小児の間で感染が広まることが多いが、成人を含めて幅広い年齢が感染する。

 残念ながら、はやり目に特効薬はないが、自分の体の中で作られるアデノウイルスに対する抗体が治してくれる。抗体ができるには発症後1週間くらいかかるので、その間は対症療法を行う。抗生物質はウイルスには効かないが、細菌による混合感染を予防するために投与する。強い炎症を和らげるためにステロイド点眼薬を使うことも多い。ステロイド点眼薬は眼圧を上昇させる副作用があるので、眼科医は眼圧をチェックしながら処方する。

 はやり目は学校伝染病に指定されているので、子供は医師が感染の恐れがなくなったと診断するまで出席停止だ。大人に法律は適用されないが、他人への感染を極力避けること。

 ▼タオルは自分専用にする

 ▼目を触ったら必ず石けんで手を洗う

 ▼目に触れた手で不用意に触った所は消毒用エタノール(80%)に浸したガーゼでよく拭き取ること。(医療ジャーナリスト・田中 皓)
ーー引用終了ーー

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