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2015年10月11日

7059:接触皮膚炎を起こすと報告されている点眼薬の表です

7059:接触皮膚炎を起こすと報告されている点眼薬の表です
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眼科用剤で眼がかぶれるという事例があります。殊に緑内障薬では少なくないように感じます。そのほか保存薬のベンザルコニウムにかぶれる人もいます。その概要を知るために日本皮膚科学会のガイドラインを見てみました。

下のデータは、「日皮会誌:119(9),1757―1793,2009(平21)」にある日本皮膚科学会ガイドラインのうちの「接触皮膚炎診療ガイドライン」より抜粋です。pdfはhttp://www.jsdacd.org/html/contact_dermatitis_guideline.pdfにあります。

V)点眼薬(表17)
接触皮膚炎を起こすと報告されている点眼薬を薬効別に表示した.感作成立までの期間が1 年以上に及ぶこともあり,接触皮膚炎を起こす頻度は,外用薬と同様にアミノグリコシド系抗菌薬の点眼薬が高いとされている

表17 接触皮膚炎を起こすと報告されている点眼薬

1)病型:アレルギー性接触皮膚炎

2)原因物質

○緑内障治療点眼薬
塩酸フェニレフリン(ネオシネジンⓇ,ミドリンⓇ P),塩酸ビバレフリン(べフリンⓇ),硫酸アトロピン(ミニムスⓇ)

○抗アレルギー点眼薬
フマル酸ケトチフェン(ザジテンⓇ),クロモグリク酸ナトリウム(インタールⓇ),アンレキサノックス(エリックスⓇ)

○抗菌薬含有点眼薬
トブラマイシン(トブラシンⓇ点眼),硫酸ジベカシン(パニマイシンⓇ点眼),硫酸シソマイシン(シセプチンⓇ点眼)

○β-ブ ロッカー点眼薬 マレイン酸チモロール(チモプトールⓇ),ニプラジロール(ハイパジールⓇ),塩酸ベフノロール(ベントスⓇ)

3)部位・特徴
○眼周囲に起こす.
○感作成立までの期間が1年以上に及ぶことがある.
○外用薬同様,アミノグリコシド系抗菌薬の頻度がたかい.

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