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2015年9月26日

7016:第22回藤崎病院 医療連携懇談会を聞いて来ました。

第22回藤崎病院 医療連携懇談会を聞いて来ました。
藤崎病院は江東区の明治通り沿いにある中規模の私立病院で地域医療に大いに貢献していらっしゃいます。今日はその医療連携懇談会を拝聴してきました。

1)脳卒中の四肢攣縮に対する治療
~こんな患者さんいませんか~ 徳植一樹(脳神経外科医長)
 脳卒中で腕や足が曲がったまま拘縮してしまうと、その患者さんの行動は非常に限られたものになります。その拘縮を止めるためにもボトックスが使われます。眼科で片側顔面痙攣や眼瞼痙攣の治療に使われる量が通常50単位までなのに対して、この場合には250単位という多い量が使われます。その様な目的でのボトックスの治療法が紹介されました。

2)日常診療で遭遇する悪性腫瘍への対応 藤崎滋(院長)
 人工の高齢化に伴い、超高齢者腹部の悪性悪性腫瘍を手術する機会も増えています。超高齢者では、期待余命が短い、臓器機能低下がある、併存合併症を有することが多い等の特徴があり、女性の方が男性よりも人口が多いという特徴もあります。抗凝固剤や抗血小板剤の使用、認知症、緊急処置を要すものの存在にも注意を要します。緊急性のあるなしから分かれるデシジョンツリーにしたがって手術適応は決められます。男性には上部消化管腫瘍が多く、女性には胆肝膵もあります。緊急手術は男性に多く、下部消化管に見られます。老人特有な合併症があります。
まとめ;
 男性人口が少ないにもかかわらず患者数は男性46%、女性54%と差はわずかです。
 緊急手術は男性例が多いです。
 女性では肝切除や膵切除などむつかしい症例がある。
 女性の方が在院日数は短い傾向がある。
という事でした。

 この会の後の懇親会では徳植先生ともボトックス治療に関する意見を交わすこともでき、有意義な会でした。ご開催に感謝申し上げます。

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