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2015年9月22日

7003:アメリカの戦争責任 (PHP新書)新書– 2015/8/18 竹田 恒泰(著)

9784569826646アメリカの戦争責任 (PHP新書)新書– 2015/8/18 竹田 恒泰(著)

アマゾン書評の抜粋:
ーー 戦後70年を経るなかで、これまで日本では数々の「戦争責任」が語られてきた。だが、そこで絶対的なタブーとして誰もが目を背けてきたテーマがある。それが、原爆投下の正当性に疑問を投げかける「アメリカの戦争責任」だ。

しかし、その問題を直視することなくして、戦後の本質と真の平和を語ることはできない、と竹田氏は言う。なぜ、日米ともに原爆投下の正当性を疑うことは、タブーとされているのか。アメリカの教科書は原爆について、いかにそれを正当化し、子供たちに伝えているのか。

そうした現状を踏まえながら著者は歴史を遡り、トルーマン大統領の目的が「原爆投下で日本を降伏させる」から「原爆投下まで日本を降伏させない」にすり替わった恐るべき史実を描き出していく。「ポツダム宣言」に仕掛けられた「日本が絶対に降伏できないような工作」とは、何だったのか。

 --「原爆神話」から目覚め、両国が先の大戦を反省してこそ、真の日米友好が築けるはず。 気鋭の作家が自らの身を顧みることなく、戦後最大のタブーに挑んだ問題作。

目次
序章 占領下、アメリカ大統領を「戦犯」と呼んだ男
第一章 日本における戦後最大のタブー
第二章 原爆投下を正当化するアメリカの教科書
第三章 「無条件降伏」論が早期の終戦を妨げた
第四章 トルーマンの手中にあった四つの選択肢
第五章 なぜポツダム宣言から「天皇条項」は削除されたか
第六章 原爆投下前の対日参戦をもくろんだソ連
第七章 原爆でもソ連参戦でもなかった降伏の真相
第八章 アメリカの行為は疑いなく戦争犯罪である
終章 日米が真の友好関係を構築するために
ーーーーー
清澤のコメント:
最近の日本人で第2次大戦が日本の純粋な侵略戦争であったと信じている人は多くはないと思う。しかし、大戦後の米国の謀略には凄まじいものがあって、そのトラウマを今も日本の世論もマスコミも背負っているようだ。
原爆投下に正当な理があったかどうか?、それは国際法上の罪悪ではなかったのか?という議論も今後は出てくるであろう。スミソニアン博物館での原爆展に被災状況を加えるというごく当り前な事柄に対して、反発した旧軍人グループの反発は、原爆投下の正当性の危うさに気付いているからこそなのだという主張は正しそうである。しかし、戦後生まれの我々にとってはそれは自分の経験したことではなくて、過去の歴史上の事柄にすぎない。ある種「十字軍は正義であったか?」という質問に似てナンセンスなのである。
 それに対して、西ヨーロッパ諸国が現在のシリア難民に対してナチスの犯した誤りを繰り返すまいとして、数十万にもおよぶ難民を受け入れようという姿勢は立派である。それがどこまで実行できるかも見ものではあるのだが。

だから、戦争放棄は良いとして、第二次大戦で迷惑をかけた近隣の人々に対し、我々戦後世代もまた日本の総理も本心から謝罪をする必要もないと思うし、出来もしないのであろう。それは相手が嫌だと思うことを公言してよいということでは決してないのだけれど。

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