お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2015年9月22日

7000:W杯最大の波乱呼んだ名将の意識改革 ラグビー日本代表:の記事です

7000 波乱呼んだ名将の意識改革 ラグビー日本代表 ライトン=能田英二

2015年9月20日20時49分

清澤のコメント:勝利の後の報道がますますヒートアップしているようです。この一勝をきっかけに更に次があるとよいでしょう。

 〈ラグビーW杯〉 4年に1度開催されるラグビーの世界一決定戦。「国籍主義」のサッカーなどとは異なり、当該地に3年以上続けて住むなどの条件を満たせば、国籍が違う国外出身選手でも代表になることができる。今大会、日本には国外出身選手が10人おり、5人は日本国籍を取得している。日本は1987年の第1回から8大会連続で出場。今年の大会には20チームが出場し、5チームずつ4組に分かれて1次リーグを実施。2位までが準々決勝に進み、決勝は10月31日にある。日本で開かれる2019年の第9回大会は、アジアで初めてのW杯となる。

 英国・ブライトンで19日に行われたラグビーのワールドカップ(W杯)1次リーグB組初戦で、日本が快挙を成し遂げた。世界ランキング3位、W杯では過去2度の優勝を誇るラグビー大国・南アフリカに後半ロスタイムのトライで逆転勝利。大金星を呼んだのは、世界的名将として知られるエディ・ジョーンズヘッドコーチ(55)が選手たちに植え付けた勝利へのマインドと、それを信じ続けた選手たちの思いだった。
  ---
ラグビーワールドカップ2015

 「勝って新しい歴史をつくる」。日本代表の主将、リーチマイケル(26)をはじめ、選手は事あるごとに語っていた。3点差で迎えた試合終了間際、相手ゴール前で得たペナルティーキックを決めれば引き分けには持ち込める。南ア相手の引き分けでも快挙だ。だが、あくまで逆転にこだわり、5点を奪えるトライを狙った。ベンチにいた選手でも意見が分かれていたという難しい決断だった。

 相手の強みであるスクラムでの真っ向勝負を挑み、ボールを右へ左へ展開。最後はカーン・ヘスケス(30)がゴールに飛び込んだ。1987年に始まったW杯史上、最大と言える波乱を起こした瞬間だった。

 2012年に就任したジョーンズヘッドコーチがまず始めたのも選手の意識改革だった。豪州監督としてW杯準優勝、南アのアドバイザーとして優勝を果たした世界的な指導者は、このW杯で8強による決勝トーナメントに進み、日本ラグビーの歴史を変えることを明確な目標として定めた。

 チームづくりに一切の妥協はない。午前5時台からの練習、1日3度のトレーニング。そんな合宿生活が4月から8月まで10度に及んだ。とかく体格差に敗因を求めてきた日本だが、運動量、持久力を強みと呼べるほどに築き上げた。

 試合が始まれば指導者の手を離れ、選手はめまぐるしく変わる状況を判断してプレーしなければならない。ヘッドコーチの指示通りに動く従順さだけでは世界の強豪と勝負できない。選手間で日頃から問題意識を共有するため、主将や副主将は頻繁にミーティングを行った。

 前半29分のリーチのトライは、12人もの選手が一塊となって挙げた。もしボールを奪われれば、防御の人数が少ないため失点のリスクを負うが、スクラムハーフの田中史朗(30)の提案に選手たちが呼応したプレーだった。

 ジョーンズヘッドコーチは試合後「引き分けを選ばなかったリーチの勇気をたたえたい」。名指導者に導かれ、選手たちは自立した戦う集団に変わった。(ブライトン=能田英二)

     ◇

Categorised in: 未分類