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2015年9月21日

6998 フィンランド「ノキア城下町」が凍えている:の記事です

マイクロソフト、「スマホ死亡曲線」の代償・フィンランド「ノキア城下町」が凍えている Reuters 2015年07月17日
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フィンランド南部のサロにあるマイクロソフト(旧ノキア)の工場、7月9日撮影(REUTERS/Aleksi Tuomola/Lehtikuva)

[ヘルシンキ (ロイター)] – 昨年、米ソフトウェア業界の巨人、マイクロソフトが経営不振に陥っていたノキアの携帯電話事業を買収したとき、サロ (フィンランド南部の人口5万4000人の町) の住人は、これによって地元経済が復活すると喜んだ。

しかし、マイクロソフトは7月8日、この町にあるノキアの元製品開発部門を閉鎖すると発表し、1100人の仕事が危機を迎えた。これにより、彼らの願いは崩れ去ることになった。マイクロソフトは昨年、サロでの雇用者を増やす可能性があるとさえ発表していたのに、まったく違う動きになっている。

清澤のコメント:サムスンも大分悪いようですが、一時世界を席巻していたノキアがこのありさまとは知りませんでした。

 ーー以下抜粋ですーーー
【フィンランドの衰退】
フィンランドのエレクトロニクス業界の衰退などにより、フィンランドは3年にわたって不況を経験している。首相は、マイクロソフトの7月8日の決定を「大打撃」と表現した。ノキアから独立した経済に移行するのは大変な作業になる。

【サロは死亡曲線をたどってきた】
10年前にノキアはサロで5000人を雇用しており、2008年時点でも同地区の5分の1の仕事が情報技術に関するものであった。現在のサロの失業率は15%。2012年のノキアの工場閉鎖と、先のマイクロソフトによる解雇後に上昇している。

サロ市長は、世界のスマートフォン市場におけるWindowsのシェアが、2~3%に低下していることについて、死亡曲線をたどったと述べた。フィンランド2カ所の拠点は維持されるが、3200人の従業員のうち雇用が継続されるのは、わずか900人となる。

【基金に対して支援要請】

シピラ首相は、ヨーロッパ・グローバリゼーション調整基金に支援を求める。この基金は、大規模な構造の変化により職を失った人たちを支援するもの。携帯電話の製造拠点は、2012年にサロからアジアへと移った。

フィンランドは、2015年の経済成長率の予測をわずか0.3%へと下方修正した。フィンランド政府は、厳しい引き締め政策をとっている。サロでは、所得税の税収が、2010年の6000万ユーロから昨年は1000万ユーロにまで激減し、行政サービスに影響が出ている。

【「起業」の掛け声には無理がある】
首相による起業の呼びかけは、懐疑主義的に受け止められている。地元は、IT関連のサロでの大きな事業を望んでいる。多くの人は今もなおノキアを当てにしている。

記者:アンナ・アーカンブラック
編集: アリステアー・スクルトン、スーザン・フェントン

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