お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2015年9月21日

6997 類人猿にも長期記憶

類人猿にも長期記憶 印象的な出来事、1日後も把握
96958A9
概要 (http://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/ja/publication/FumihiroKano/Kano2015-CB.html から引用)

現在見ている出来事は、数分以内で忘れることが大半ですが、特に印象的な出来事は、長期(一日以上)にわたって、覚えていることができます。これはヒト特有の能力であると考えられてきました。今回私たちは、アイ・トラッキングという視線を記録する装置を使って、類人猿がヒトと同様に一度見た出来事を覚えていることができることを見出しました。

(清澤注:
1、記事は日経のものですが、霊長類の視覚に関する研究の話です
2、京都大学熊本サンクチュアリはかつて実験に使用された霊長類個体を保護するためのもので、最近作られたものだそうです。京都大学霊長類研究所とは違うものです。)

2015/9/21 1:30

 京都大学野生動物研究センターの平田聡教授らは、チンパンジーなどの類人猿が一度見た印象的な出来事を1日たっても覚えていることを突き止めた。従来は1日以上の長期にわたって記憶する能力を持つのは人間だけで、他の動物は経験をくり返さないと記憶できないと考えられてきた。

ボノボに動画を見せ、記憶を確認する実験=京都大学熊本サンクチュアリ提供

 京大熊本サンクチュアリにすむチンパンジーとボノボのそれぞれ6頭について、ゴリラの着ぐるみを着た人が左右の扉の片方から急に現れて部屋にいる人間を襲う映像を見せ、1日後に同じものを見せた。その際に視線の動きを追う特殊な装置で記録したところ、着ぐるみのゴリラが出てくる方の扉を前もって見る時間が長くなった。

 着ぐるみのゴリラに襲われている人間が2種類ある道具の片方を手にとって反撃する映像も見せた。このときも2回目は人間が反撃に使った道具が置いている場所をあらかじめ見る時間が長くなった。

 これらの実験で、類人猿にも人間に近い長期記憶があることを証明できたという。平田教授は「他者の心を読むことができるかなども調べていきたい」と話している。

Categorised in: 未分類