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2015年9月21日

6995 足止めされる難民 滞留恐れる各国、相互不信で国境閉鎖

足止めされる難民 滞留恐れる各国、相互不信で国境閉鎖

ザグレブ=三浦英之、ウィーン=喜田尚

2015年9月21日10時32分 出典 http://digital.asahi.com/articles/ASH9N4RG7H9NUHBI014.html

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高速道路上にあるスロベニア国境検問所の前に群がる難民ら=20日、同国東部ブレージツェ近郊、三浦英之撮影

 ドイツなどを目指しクロアチアに入った難民や移民1万人以上が20日も行き場を失ったままだ。周辺国は自国で滞留するのを恐れ、人々の流れを隣国で押しとどめようとする。関係国間の不信は高まる一方だ。難民12万人の受け入れ分担を話し合う23日の欧州連合(EU)緊急首脳会議に新たな波乱要因が加わった。

 ハンガリーが難民の通り道だった対セルビア国境にフェンスを築いて流入を阻止したため、2万人以上がドイツ、オーストリアへの迂回(うかい)路を求めクロアチアに殺到した。難民らが通過を目指した隣国スロベニアのツェラル首相は「回廊を提供せざるを得ない」と述べたが、実際に入国を認めているのは家族連れなどごく一部だけだ。スロベニアは国境から国内の他都市への鉄道運行を停止。入国した人を近くのブレージツェ収容施設に留め置いている。

 ドイツ、オーストリアは9月上旬、緊急措置でハンガリーからの入国を認めた。しかし、列車で大量の難民らが流入。その後は移動の自由を保障するシェンゲン協定で廃止された国境審査を再開し、大量流入を制限するようになった。

 EUの規則では、難民対応は最初に入国した国の責任だが、大量流入に人口430万人の小国クロアチアや210万人のスロベニアが対応できないのは明らかだ。規則の見直しには加盟国による難民受け入れ分担が必要だが、ハンガリーなど一部は強く反対している。(ザグレブ=三浦英之、ウィーン=喜田尚)

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