お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2015年8月19日

6899:「人食いバクテリア」が今年患者数279人と過去最多に:の記事です

「人食いバクテリア」今年の患者数279人、過去最多に

TBS系(JNN) 8月18日(火)12時52分配信
 「人食いバクテリア」とも呼ばれ急激に手足が壊死し、死に至ることがある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の患者数が279人となり、過去最多となったことがわかりました。

 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は主に「A群溶血性レンサ球菌」の感染によって引き起こされ手足の筋肉が急激に壊死し、多臓器不全などになることがあります。致死率はおよそ30%にのぼり、「人食いバクテリア」とも呼ばれます。

 国立感染症研究所によりますと、今年は今月9日までで患者の数がすでに279人にのぼっていて、調査を始めた1999年以降で、最多となっています。都道府県別では、東京が44人、大阪が28人などとなっています。最終更新:8月18日(火)19時24分
   ----
清澤のコメント;私は結膜炎でも細菌検査をよく出していますが、連鎖球菌が眼脂から出ること自体は少なくありません。深部に広がる感染症が怪しければ、(壊死性になることはとても少ないですが、)まずは経口抗生剤投与開始を。時間をおかずに紹介先で抗生剤投与を点滴で開始してもらいましょう。この菌は抗生剤が効かない耐性菌であるという事ではなくて、体内での増殖と伝搬がとても速いというだけの事で、その菌に当たったら早く対応しないと(対応しても)命までが脅かされるという事のようです。

壊死性軟部組織感染症の症状(MEDLEY記事)・原因・治療を基に要点を抜粋します。

壊死性軟部組織感染症 – (えしせいなんぶそしきかんせんしょう) 皮膚の重症感染症の一つ。皮膚や脂肪、筋膜の組織が死んで黒くなり、死亡率は数十パーセントに及ぶ ((http://medley.life/diseases/item/55d3aea30003dee31ad3f70d)最終更新:2015年8月19日から)

壊死性軟部組織感染症とは?

最も重症な皮膚の感染症の一つ。皮膚や脂肪、筋膜といった組織が壊死して黒くなる。死亡率は数十パーセントに及ぶ

◎「壊死性軟部組織感染症」自体が複数の菌の感染症をまとめた総称である。
〇溶連菌によるもの◦劇症型溶連菌感染症やSTSS(溶連菌性連鎖球菌性毒素性ショック症候群)とも呼ばれる
◦溶連菌自体はどこにでもいる一般的な菌
◦糖尿病や肝硬変、悪性腫瘍など:免疫力が低下している人に多い
◦死亡率は30-40%

クロストリジウム菌、黄色ブドウ球菌ほかでも。

◎症状
手足などの症状:強い痛み、黒など色の変化、水疱
患部の症状から発症し、重症化すると全身化◦発熱、腎不全、皮下出血痕、意識障害。
手足に多いが、腹部や背中、首や生殖器にも

◎検査
一般的な蜂窩織炎か?、重症感染症?を見分ける
〇画像検査◦CT検査
〇血液検査◦炎症の程度と腎不全の進行度
〇細菌検査◦膿を確認して、原因菌探索、培養し原因菌を確認
〇可能性が疑われたら、すぐ治療を開始

◎治療
大原則は手術
・救命のために、手足そのものを手術で切断せざるを得ない場合も
・早期手術が重要
・切って内部を直接確認したら、結果的に手術が必要ではなかったということも。
ある。(詳細は医師に聞いてください。)

抗菌薬の点滴:手術に抗菌薬は必ず併用
抗菌薬だけで治療することは困難
蜂窩織炎なら(手術前に)抗菌薬による治療から始める場合も
高気圧酸素療法(非一般的でしょう)

Categorised in: 未分類