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2015年8月14日

6889:ルネ・クレマン監督 海の牙:を見ました

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先ずは、清澤のコメントから
:先日の早稲田大学の教室で上映されたドキュメンタリー赤浜ロックンロール。それを見にいったとき早稲田大学近くの書店で購入したのがこの「愛と幻想の傑作集 DVD10枚組フランス映画コレクション2」というDVDボックスです。価格は1886円と超廉価。海の牙はその中の7作目です。「天井桟敷の人々」や「北ホテル」と共に収録されていた作品です。

話は飛びますが、早稲田大学辺りは随分きれいに整備されていて、子供があんなキャンパスで勉強出来たらいいだろうなと思いました。

 さて、フランスに住んでいた医師ギルベールはドイツ語も解し、ドイツの敗戦の中を恋人と逃避行に出ようとしていたみたいです。その時、彼はドイツのUボートに拉致されてしまうのだが、その前提がよくわからない。分からぬままに物語は進行してゆく。

 これも第二次大戦の終戦の日に見るにはふさわしい作品かもしれないと思ってこの映画から見始めました。ユーチューブでは日本語版はなく原作の外国語版の予告編です。。


【解説】(http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2559)
 第二次大戦末期、ナチの高官を乗せ南米への逃亡を企てる潜水艦がオスロの基地を出発。途中、連合軍の攻撃を受け負傷者が出る。その手当てにフランスの海岸の村から医師ギベール(H・ヴィダル)が駆り出されたが、航行中にドイツ降伏のニュースが伝わる。そして、乗組員の中のゲシュタポが艦の主導権を握り、艦は南米海域に辿り着くが、寄港先で連絡員(M・ダリオ)が殺され、脱出を図った同乗のフランス人記者も射殺される。そんな狂った状況で、乗務員は暴動を起こし、皆、殺されるか逃げ出すかした後、一人残されたギベールはアメリカ船に救われた。殺伐とした物語をドライに描き切るR・クレマン作品で、後のドイツ映画「U・ボート」を思わせる。狭い艦内を活写するH・アルカンのカメラ・ワークが特筆に値する。

ルネ・クレマン というと「禁じられた遊び」、「太陽がいっぱい」が有名ですが、チャールズ・ブロンソンの「雨の訪問者」、フェイ・ダナウェイの「パリは霧にぬれて」、ロバート・ライアン「狼は天使の匂い」などの米スターを起用したB級サスペンス?もなかなかのものです。

 
 「海の牙」は、Uボート(U-372)を舞台としたフランス映画という少し変わった建付けです。登場人物の国籍もドイツ、スェーデン、イタリア、フランス、それに国籍不明の北欧、作中の人物のセリフにあるように「ノアの箱船」。「海の牙」は、潜水艦という密室でこれらの人々が織りなす群像劇です。

 1945年4月19日、ノルウェーのオスロから一隻のUボートが南米に向けて出向します。通常の乗員の他に乗客として乗り組むのは

ハウザー将軍(ドイツ国防軍)、フォルスター(親衛隊長)、ウィリー・モリス(フォルスターの部下)、ガロージ(イタリアの実業家)、ヒルデ(ガロージの妻でハウザーの愛人、スェーデン)、クチュリエ(フランスの新聞社主)、エリクセン(学者、国籍不明の北欧人)、イングリッド(エリクセンの17歳になる娘)

 ベルリン陥落の直前ですから、ナチの亡命政権?を作る準備にハウザー将軍が南米に赴くという設定で、そのスタッフ+αとしてこうした多彩な人物がUボートに乗ることになったようです。

 ストーリーの方は、連合軍との戦闘による怪我でヒルデが昏睡状態となり、ヒルデのためにUボートは急遽フランス本土に上陸して医師を誘拐します。普通、医師は乗っていると思うのですが、まぁよしとしましょう。この誘拐された医師ギベールを語り部として「海の牙」は進行することとなります。
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