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2015年8月10日

6874; 職場では「答えなくていい質問」を見極めよ:という記事です

職場では「答えなくていい質問」を見極めよ:という記事がありました。

20150810-00079929-toyo-000-1-view部下の質問。あなたが真剣に答えることで、追い詰めていることがあります(写真:naka / PIXTA)
要点は:何かを知りたい、事実確認のための質問には、すぐに「答える」必要がある。しかし、「自分の考えを人に伝えたい、自分の気持ちを理解してほしい」という質問には自分の考えを答えてはいけない。という事のようです。大切なのは、そのことをじっくりと聞いてあげる姿勢だそうです。この手の質問には、基本的な質問「そうなのね。あなたはどう思うの?」という応え方が良いと。「なぜそんなふうに考えるのか?」といった質問は、相手を追い詰めるから禁忌だそうです。
ーーー本文引用ーーー
6時00分配信 東洋経済オンライン

 部下や後輩から相談を受けたり、意見を求められたりすることは日常茶飯事でしょう。そんな時、真面目で律儀な人ほど、一生懸命に答えようとするものです。あなたも、自分の経験や知識をもとにできるだけ誠実に答えようと、かなりエネルギーを使っていませんか? 

 ところが、よかれと思って真剣に答えたにもかかわらず、それが相手のためにならないばかりか、相手を追い詰め、さらにはあなたの印象をガタ落ちさせる結果につながってしまうことがあるのです。

 「相手のためになるように」「できるだけ役に立ちたい」と思って答えているのに、そのことが裏目に出てしまう……。そうならないためには、質問に答える際にちょっとしたコツが必要になります。それは、すべての質問に真っ向から回答するのではなく、「答えなくていい質問」を見極め、質問の種類によって対応を変えていくという方法です。

■ 「答えなくていい質問」を見極めよ! 

 基本的に、人が質問する際の目的は2パターンあります。一つは、何かを知りたい、つまり事実確認のための質問です。「この書類、いつまでに仕上げたらよいですか?」「この件は、どなたに確認すればわかりますか?」といった質問には、すぐに「答える」必要があります。期日、手段などの質問には、できるだけ即答が望ましいでしょう。

 もう一つのパターン、こちらが厄介なのですが、自分の考えを人に伝えたい、自分の気持ちを理解してほしい、というものです。この質問には、直接あなたの考えや感想を答える必要はありません。

 たとえば、「課長が私のことばかり注意するのですが、嫌われているのでしょうか」というような質問。多くの人が、「確かに、課長は言い方がきついからね」「そんなことないと思うよ。あまり思いつめないで」などと答えてしまいます。中には、「私なんかこの前、こんなこと言われたよ」などと自分の話を始めてしまう人もいます。

 しかし、この種の質問には、基本的には答えてはいけないのです。

 なぜなら、感覚的にお分かりの方もいると思いますが、「どう思う?」という形式の質問の裏には、質問をする人自身の「私はこう思う。それを分かって欲しい」というメッセージが隠れているからです。

 ここで大切なのは、そのことをじっくりと聞いてあげる姿勢です。質問に対して、あなたの考えや感想を「答える」のではなく、相手の話に耳を傾け、気持ちを受け止めることが必要なのです。

 「課長に嫌われているかもしれません。どう思いますか?」という質問の裏では、「私ばっかりなぜ?」という理不尽な思いを伝えたいのかもしれません。もしくは、「こんなひどいことを言われて傷ついた」という悲しさや憤りを話したいのかもしれません。いずれにせよ、相手の気持ちを「聴く」(日常的なやり取りとは分け、相手の気持ちに寄り添い受け止める)ことが、最初の対応としてはふさわしいのです。

■ 質問に質問で返すのも一手

 そしてこの手の質問には、基本的な質問で返します。簡単に言えば、「そうなのね。あなたはどう思うの?」という応え方です。その人が話したい気持ちがあれば、自分の思いを話し始めてくれるでしょう。

 心のうちを話し始めたら、次にあなたのすべきことは、気持ちを受け止める聞き方をすること。それでさらに質問されることもあるでしょう。大体は自分の思いに同意してほしいための質問なので、その時も、あなたの考えや感想を述べることは最小限にとどめることがポイントです。

 また、「私はこの仕事が向かないと思います。このまま続けた方がよいか、会社を辞めるべきか迷っています」といった質問もたまにあるケースですが、これもやはり、あなたが考えた答えを返すことにほとんど意味がありません。なぜなら、相手の中では、無意識であっても、答えがすでに決まっているからです。

 たとえば、「あなたは時間をかけて伸びるタイプだと思うから、もう少し頑張ってみるといいよ」と答えたとします。ところが、相手がすでに会社を辞めることを決意していた場合は、「でも、もう3年も働いています。これ以上無理です」と反論されるのが落ちですね。

 逆に、自分なりに頑張っているのに結果が出ない、真剣に悩んでいる自分をアピールしたい、という場合も、やはり「もうちょっと頑張ってみよう」という答えにはがっかりするかもしれません。

 いずれにせよ、こういうたぐいの質問は、誰かの意見を聞きたいのではなく、自分の思いを伝えたいがために発せられているものです。このことを心に留めて耳を傾ければ、答えを出すことにエネルギーを使わずに、相手の気持ちも満足させることが可能になります。

 すると先に示した通り、相手の気持ちを吐き出させるためにも、意見や感想を求めてくる質問には「質問返し」をするのがスマートです。

■ 「なぜ?」という質問は危険! 

 ただ、その際に一つ気をつけたい質問があります。それは、デンジャラスクェスチョンと呼ばれる「Why(なぜ)?」という質問です。

 会議などで問題を突き詰めていく時は必要な質問ですが、相手の気持ちを聴くときには危険な質問です。「なぜそう思うのか?」「なぜそんなふうに考えるのか?」といった質問は、悩みや嫌な気持ちを漠然と持っていながら、まだ頭できちんと論理的に落とし込めていない相手を追い詰めてしまうことがあるので、慎重に使う必要があります。

 「答えるべき質問」には的確に迅速に回答し、「答えなくていい質問」に聴き上手で対応できれば、部下の実力を引き出せるスマートな上司になれるのではないでしょうか。
大野 萌子
ーーー引用終了ーーー

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