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2015年8月10日

6873:まぶたのたるみ「眼けん下垂」の原因を医師に聞いた:の記事紹介

まぶたのたるみ「眼けん下垂」の原因を医師に聞いた コンタクトで発症も

2015年7月28日 8時15分

『ざっくり言うと

まぶたのたるみ「眼けん下垂」の原因について、医師に聞いた
コンタクトレンズや花粉症などで、目をこすることにより生じるという
ハードコンタクトを着用する若い人の間でも、増えていると言われているそう』

清澤のコメント:境隆博 先生の監修された記事が出ていましたので、読んでみて採録しています。記事内容はおおよそ眼科医としての見解と沿うものです。

 ハードコンタクトレンズ長期装用者の片側の眼瞼下垂は随分多いです。これなら、ハードレンズ中止だけでも手術せずに改善がみられることが有ります。

 後天性眼瞼下垂に含まれるものとしては、白内障手術時の開瞼器使用に伴う眼瞼下垂に言及しておられます。最近の白内障手術は球後麻酔という眼球後部全体を麻酔する注射もせず、角膜への点眼麻酔だけで行われることが多くなりましたし、牽引糸という上直筋に眼球の不用意な上転を止める糸を手術中におくこともなくなりましたから、一頃ほどは見かけなくなったと思います。白内障手術は手術時間も普通は10-15分程度であり、挙上もそれほど強くは行いませんので、比較的少なくなっているのではないかと思います。

 これに対して眼瞼下垂か?と言ってこられる方で、そうではないものに癌瞼痙攣と片側顔面痙攣があります。これならば、目がしょぼしょぼして、瞼が下がるというよりも、眼を閉じている方が楽などと訴えます。これらであればボトックス注射で眼を閉じる力を弱めてやると良いのです。私はその治療を得意としています。痙攣で有れば、保険診療(3割自己負担)で17000円くらいです。

 最近、都市部の眼科医としてこの「眼瞼下垂」の治療で困るのは、挙筋短縮などのこの疾患に対する手術を行う眼科医が随分少なくなってしまっていることです。その理由は、「女性の整容にかかわる手術」であるため、殊に若い患者さんでは術後の結果に十分に満足と言っていただける場合ばかりではないという事もありそうです。その結果、老人性眼瞼下垂などは比較的手掛けやすいのですが、若い患者さんやセンシティブな印象の患者さんでは、それを手掛けている眼科医を紹介先として確保しておくか?あるいは大学などの形成外科で眼瞼下垂を扱いなれた先生に紹介するか?という選択が必要になります。

 眼科の医師ならばほとんどが「保険診療」として扱うでしょうけれど、御開業の形成外科で眼瞼下垂の手術をなさる先生では「保険診療」として手掛ける場合と「私費診療」でなさる場合とがありそうです。

 私費扱いの場合ですと眼瞼挙筋短縮術 両目 ¥500,000程度の値段がネットでは見られます。それに対して、国民健康保険使用の場合の保険点数と自己負担金は手術部分だけですが、、
K219 眼瞼下垂症手術に記載があり、片眼ですが、
1 眼瞼挙筋前転法7,200点(72000円の3割=27000円)
2 筋膜移植法18,530点(185800円の3割=55590円程度)
3 その他のもの6,070点(67000円の3割=20100円程度)
と大分異なったものとなります。その辺も手術を決める前に担当医にご相談くださると良いでしょう。

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コンタクトが原因に!?まぶたのたるみ「眼瞼下垂」の原因と症状 (スキンケア大学)

目の周辺は皮膚が薄く、目のふち(眼瞼縁)がどこにも固定されず宙に浮いている状態になっているため、たるみなどの加齢性変化(老化現象)が目立ちやすい部位です。まぶたがたるむと老けてみえるだけでなく、頭痛や肩こりなどの原因になることもあります。ここでは、「まぶたのたるみ」・「眼瞼下垂」の症状や原因について解説します。
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◎まぶたの構造

まぶたの皮膚は、まつ毛側に近づくにつれて薄くなり、眉毛側は分厚く固い皮膚となっています。薄い皮膚のすぐ下には皮膚と密に癒着している「眼輪筋(がんりんきん)」※1というまぶたを閉じるための筋肉があります。

眼輪筋の下には脂肪層があり、脂肪層の下には目のふちに「瞼板」(けんばん)※3という軟骨があります。まぶたを開けるのに使われる筋肉には、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)※4とミュラー筋※5の2つがあります。これらは共に瞼板(けんばん)に付着しています。

眼瞼挙筋(がんけんきょきん)は、まぶたや眼球の運動に関わる「動眼神経」が支配しており、自分の意志でまぶたを開けたり閉じたりするための筋肉です。ミュラー筋は自律神経(交感神経)が支配しているため、自分の意志で動かすことはできません。このミュラー筋がまぶたの開閉にどのような役割を果たしているのかについては諸説があり、結論は出ていません。

また、額の筋肉である「前頭筋」も眉毛を上げる作用があります。眼瞼下垂などでまぶたが開けにくい状態では、前頭筋を使ってまぶたを上げることが癖となり、額のしわが深くなります。

◎眼瞼下垂(がんけんかすい)とは?

上まぶたが下垂し、まぶたが開きにくくなることで、物が見えにくい状態が「眼瞼下垂」と呼ばれます。眼瞼下垂は新生児から高齢者まで発症することがある、極めて対象の広い疾患です。そのためもあって、眼瞼下垂の原因や症状は様々であるそうです。

そこで、眼瞼下垂の症状や原因、治療法について、「六本木境クリニック」院長、境隆博先生にお話を伺いました。

境先生は、形成外科医および美容外科医として「眉下切開」などまぶたのたるみ治療の豊富な経験を持ち、刺青除去手術などにおいて日本で屈指の技術力をお持ちのドクターです。

◎ドクターに聞く!眼瞼下垂の原因と症状

Q:眼瞼下垂の症状は個体差が多く、治療方法にも様々な方法があると聞きます。まずは眼瞼下垂の種類や症状、原因について教えてください。

境先生:眼瞼下垂には、生まれつき下垂している「先天性眼瞼下垂」と「後天性の眼瞼下垂」があります。先天性眼瞼下垂は、生まれつき目が開きにくい状態で、左右差がある場合が多く見られます。また、「真性眼瞼下垂」「偽性眼瞼下垂」という分類もあるようです。

2先天性眼瞼下垂

先天性の眼瞼下垂では、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)をコントロールする動眼神経の分岐の異常や、眼瞼挙筋自体が低形成(組織の発育が不十分であること)であることが原因とされています。

3◎後天性の眼瞼下垂

後天性の眼瞼下垂は、大きく分けると大多数の「腱膜(けんまく)性眼瞼下垂」とその他の眼瞼下垂に分けられます。腱膜性眼瞼下垂は、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と瞼板(けんばん)の接合部分が伸びたり、ゆるんだりして、瞼板が正常に持ち上がらず、まぶたが開きづらくなっている状態です。

腱膜性眼瞼下垂の原因としては、挙筋腱膜が薄くなったり、断裂したり、瞼板との付着部分が離れてしまうことなどが推定されています。腱膜性眼瞼下垂は、加齢やコンタクトレンズ・花粉症やアトピーなどで目をこすることにより生じるとされています。近年、ハードコンタクトによると思われる若い人の膜性眼瞼下垂が増えていると言われています。

後天性の眼瞼下垂には、上述の腱膜性眼瞼下垂の他、その数は少ないのですが、けがによる「外傷性眼瞼下垂」、神経の命令がまぶたの筋肉に伝わりづらくなる重症筋無力症、目を動かす筋肉に炎症が発生する甲状腺眼症(バセドウ病眼症)、まぶたに腫瘍ができ、重みで下垂する眼瞼腫瘍などがあります。

◎偽性眼瞼下垂

眼瞼挙筋などに直接異常が生じる「真の眼瞼下垂」とは異なり、「偽性眼瞼下垂」と呼ばれる病態もあります。顔面神経麻痺やまぶたのけいれんが原因で発生することもありますが、圧倒的に多いのが眼瞼皮膚弛緩症(まぶたの皮膚のたるみ)です。

眼瞼挙筋などに直接異常が生じる「真の眼瞼下垂」とは異なり、「偽性眼瞼下垂」と呼ばれる病態もあります。顔面神経麻痺やまぶたのけいれんが原因で発生することもありますが、圧倒的に多いのが眼瞼皮膚弛緩症(まぶたの皮膚のたるみ)です。

◎眼瞼下垂で多いのは?

Q:眼瞼下垂で多い症例は、どの種類のものでしょうか?

境先生:加齢・老化によって様々な原因でまぶたが開きにくくなることを総称して「老人性眼瞼下垂」(加齢性眼瞼下垂)と呼んでいますが、これが最も多い眼瞼下垂です。老人性眼瞼下垂(加齢性眼瞼下垂)は、単一の病態ではないことが多く、腱膜(けんまく)性眼瞼下垂と眼瞼皮膚弛緩症(まぶたの皮膚のたるみ)の両方を併発していることが大多数です。

臨床の現場では、この腱膜性眼瞼下垂と皮膚弛緩症が圧倒的に多い印象を受けます。しかし、実際に日常診療でめずらしい病気に起因するものやまれな病態に出くわす場合もあるので、治療を行う際は医師に相談し、問診や診察をしっかり受けることが大切だと思います。

どのような年齢層の患者さんであっても、眼瞼挙筋に機能不良がある場合は、先天性の要因が含まれている可能性があるので、若いころや幼少時の写真を持参し、医師に参考にしてもらった方が良いでしょう。

また、眼科の意見として、「開瞼器」という、白内障などの手術で目を開いた状態に保つ器具を使用すると、術後に眼瞼下垂になることがあるとも言われています。しかし、これは数か月~1年で自然治癒することもあるため、急いで眼瞼下垂の治療を受けると、後に過矯正(開きすぎ・ビックリ眼)となりやすいと言われています。

次の記事では、眼瞼下垂の手術の種類と特徴、眼瞼下垂手術の失敗事例など、眼瞼下垂の治療方法について詳しく解説します。

(この記事の監修:​ 六本木境クリニック 院長 / 境隆博 先生)
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