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2015年8月7日

6862:映画:赤浜ロックンロールを見てきました。

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映画:赤浜ロックンロールを見てきました。

山と川と地下水脈が育む豊かな海の町、岩手県大槌町
国と県の提示した巨大な防潮堤にNOと言った浜の物語

漁師を本気でやる気のない人にはおひきとり願いたい—阿部力
もう防潮堤には頼らないんだ —川口博美 

本日早田大学の3号館でこの映画の上映会と防潮堤に関するワークショップが開かれました。夕方からそれを拝見し、その後の交流会まで参加させていただきました。

 映画とシンポジウムの総括:参加者は80人。海辺の人にとって、海は津波で亡くした孫と同じほどの重さを持つ。海の恵みは、太古の昔からそういう海で命を落とした先祖家族からの贈り物であり、明文化されずとも、自らも死ねば海でつながる南の方に行くと感じている。そういう考え方からは、防潮堤で海を抑え込むという発想は出て来ようがない。まして、「海が見たいというなら16メートルの防潮堤にプラスチックの窓を付けてやろう」などという不遜なアイデアは出て来ようもない、という発言は心に沁みました。

 また自然を生かした復興計画を提案している先生からは、海の豊かさは山からのミネラルほかの栄養素にも依存している。それらの山から海への栄養補給を発つことになる防潮堤計画は工学の装いを借りてはいるが、科学としてもおそらくは間違いだろうとの発言もありました。上のビデオでも漁師の阿部力さんが舞台挨拶をしているのですが、三陸の浜の漁師は、実は都市のサラリーマンよりも収入は多い。しかし、仕事は厳しく何処でも後継者難であるという事でした。

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