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2015年7月20日

6805:糖尿病黄班浮腫、En face OCT-Angiography 備忘録

2015年東京医歯大、眼科同門会: 備忘録2、En face OCT-Angiography

一般演題の2
1)は、糖尿病黄班浮腫、En face OCT-Angiographyの演題でした。
En face OCT-angiographyは脈絡膜の層構造を2次元的に表示することのできるOCT。造影剤を使用せずに黄班部の血管の描出を可能とし、糖尿病網膜症をはじめとする網膜血管疾患の評価に有用性が期待できると。(RTVueXR Avanti)

結果:毛細血管瘤は網膜内層(1,45個)よりも網膜外層(8,45個)に多い。微小な無血管野が内毛細血管網に多い。嚢胞腔も深層に多い。とのこと。

追記:従来の蛍光眼底造影は侵襲が高いため、中でもOCT による血流解析は期待が大きい。Split-Spectrum Amplitude-Decorrelation Angiography (SSADA) は、Optovue 社のRTVue -XR&regのプラットフォームを用いて、網脈絡膜血流解析を行うプログラム。初めて市販機に搭載された本プログラムは、高速撮影した同一部位のOCT 画像を比較し、血流シグナルを鋭敏に検出する。糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症など重症網膜疾患の多くは血流異常によることから、網膜診療において今後、SSADA の活躍が期待される、という事がネット上には書いてあります。

清澤のコメント:糖尿病のフルオレセイン蛍光造影写真相当の画像が得られるという所は魅力的であるが、撮影できる領域がまだ狭いという事のようで、網膜光凝固をどの範囲で置くかまで、この方法で決められるわけではなさそうですが、黄班近傍に動脈瘤などの糖尿病性変化が始まっていることはわかるようですから、この機材のある大病院では十分に使えそうです。(当医院の最近のリプレイス機にはこの機能は安くないために、つけられませんでした。残念)

なお:en faceの読みはエンフェイスではありません。
アン・ファス(仏/en face)
バレエの用語で「正面を向いて」という意味です。ファスは英語のフェイスと同じ、顔のこと。バレエで正面と言ったらどこか。バレエは、もともとはボールルームの宮廷舞踊から発展したとは言え、舞台からお客様のためにお見せするパフォーミング・アートですよね。ステージがあり客席がある。その劇空間の中でお客様に面と向かってポーズをとる。顔だけ正面で身体は斜めにひねっている場合はアン・ファスではありません。身体の前面すべてをお客様と正対させることがアン・ファスなのです。;と書いてありました。

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