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2015年6月24日

6709 組織価値を倍増させるマネジャーに必要な6つの資質

マネジャーは管理者ではない。むしろ経営者だ!組織価値を倍増させるマネジャーに必要な6つの資質 http://diamond.jp/articles/-/58424 野田 稔 [一般社団法人 社会人材学舎 代表理事]
ダイヤモンドオンラインの記事です。要点を拾ってみましょう。

【第22回】 2014年9月1日
1)目標達成のために経営資源を最大活用するのがマネジメント プレイヤーであるよりもマネジャーであるほうが、会社にとっての存在価値が高い(アンリ・ファヨール)。プレイヤーは一人前の価値しか出せないが、マネジーは組織が100人前、1000人前の価値を発揮する起点になるから。

ピーター・ドラッカー
「マネジメントとは、成果に対する責任に由来する客観的な機能である」

ダニエル・レン
「何らかの目標を達成するために、人間の努力と物的資源の効果的な確保、配分、利用を得て、一定の機能を遂行する活動」

2)クイン・ミル
「現在的な組織にはマネジメント、リーダーシップ、アドミニストレーションの機能が欠かせない。
 マネジメントとは、部下のモチベーションを高め、指示を与えることによって業務や計画を遂行し、ゴールを達成すること。
 リーダーシップとは人をエナジャイズすることによって、リーダーが望んでいる物事に取り組ませることである。エナジャイズとは将来のビジョンを示し、信頼を獲得し、
コミットメントを示すことによって相手を活性化すること。

 つまり、リーダーシップはマネジメントを行う上での1要素だ。いいマネジャーは必ずリーダーシップに長けている。だけど、いいリーダーだからと言って、必ずしもいいマネジャーにはなれない。なぜならば、マネジャーにとって必要な戦略性や調整能力などはリーダーシップの要件ではないから。

管理職:本来、マネジャーは管理職ではいけない。経営をしてもらわないといけないから。中間管理職のマネジメント=アドミニストレーションというのは間違い。

 3定義の共通点、「成果、目標、ゴール」。マネジメントというのは何か成し遂げたいことがあって、それに対し、経営資源、人的資源を最大活用する仕事。

3)管理職は心身共に健全であること、地頭が賢いこと、経験は最後でいい
 ファヨールは、「優秀な経営者であるが技術的には平凡な者は、立派な技術者であるが平凡な経営者であるような場合に比べて、一般的にはるかに有益である」と述べている。
 マネジャーは階層によって求められるものが異なること、そして、何より“育成することができる”ものであることを示した。

 ファヨールの「管理職に求められる特質・知識・経験」とは何か。
①身体的特質:健康・活力・手際のよさ
②精神的特質:理解し学習する能力、判断力、精神力、適応力
③道徳的教育:気力、志操堅固、喜んで責任を引き受ける覚悟、創意、忠誠心、機転、高潔さ
④一般的教養:遂行される情報だけに属するのではない、さまざまな問題についての一般的知識
⑤特殊な知識:技術的、商業的、財務的、管理的などの機能に特有の知識
⑥経験:作業それ自体からもたらされる知識、一人の人間がさまざまな物事から引き出す教訓についての記憶
 マネジャーは「計画し、組織、(命令し)、調整し、統制する」(「産業ならびに一般の管理」1916)。書かれている順番がすごく大切。
 つまり①身体的特質。極論すれば、健全な肉体、すなわち、健康であるかどうかが、まずもって一番の条件なのだ。いざという時のことを考えた場合、自分に余力を残すということも大切。
次が、精神的特質。その最初が、理解し学習する能力。続いて判断力、精神力、適応力。状況適応力が大事。
3番目に道徳的特質が来て、4番目でやっと知識系の条件になるのだが、専門知識よりも一般教養のほうが重視されている。

 日本では、この順番は全く逆。日本では、マネジャーに求められるのはまず経験、次にその分野の専門知識。これではダメ。マネジメントは、自らが健全であることを前提とし、メンバーに対してビジョンを示し、なすべきことを示して、資源をうまく調整しながら、その目標を達成していくという、とってもダイナミックでおもしろい立場・職務である。

●筆者である野田稔さんと伊藤真さんが代表理事を務める人材の再教育を通じて雇用の流動を高め、社会全体での終身雇用を目指す「社会人学舎」のホームページ
http://gakusya.org/

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