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2015年6月22日

6700 複視への片眼遮蔽の応用:若倉先生のエッセーから

6700 複視への片眼遮蔽の応用:若倉先生のエッセーから
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眼科ケア2015年7月号 立ち読み
http://www.medica.co.jp/sample_page/magazine/M151507/index.html#page=8
今月の特集は、フローチャートで手順がつかめる! 眼位・眼球運動検査完全マスターです。

ぱらぱらと開いて見ましたら、
「私の提言、苦言、放言 井上眼科病院名誉院長 若倉雅登 109回 片眼を使わない事への抵抗」というエッセーが出ています。

後頭葉視中枢には左右眼からの視覚信号がおそらくほぼ均等に入っている。その視中枢とそれより高次の領野で両眼からの視覚信号は統合され、立体感、距離感といった片眼からだけの信号では成立しない感覚である「両眼視機能」を実体化させる。

「抑制」:脳が複視を避けるために片眼(非優意眼)からの視覚信号の流入を制限する、一種の防御反応

 これは、後天的に複視が生じるような事態には対応しない。
⇒イントラクタブルディプロピア(代償できない複視)を生ず。
⇒片眼遮蔽が有効:片眼遮蔽レンズ「オクルア」
→黄斑疾患や視神経症患者(著しい左右差)の「混乱視」にも有効
:(耳鳴りならぬ)目鳴り

いったん獲得した両眼視機能を損なう事態が成人に発生しても「抑制」は容易に生じない
医師は道理を説いて片眼遮蔽を取り入れてあげることで苦しみから解放される症例が少なくないことを学ぶべきである。

清澤のコメント:ごもっともです。

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