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2015年6月14日

6673 お茶漬の味 監督 小津安二郎 を見ました。

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お茶漬の味 The Flavor of Green Tea over Rice

清澤のコメント:私が生まれる直前、昭和27年の東京。朝鮮戦争による好景気というような世相は出てきませんが、舞台は銀座を始めとするモダンな東京です。主人公の家にはあのころには嘗て存在した住み込みのネエヤ(お手伝いさん)がいます。このころにはすでに、戦前に様に海外に機械を売りにゆく「商社員」が既に存在していたのですね。圧倒的に見合いが多かったが、恋愛にあこがれる若者もいます。最後のデート場面は四谷の赤坂離宮前でしょう。
 今日の眼の話題は小津が後に語った「ぼくは女の眼から見た男、顔形がどうだとか、趣味がいいとか言う以外に、男には男の良さがあるということを出したかった。」という言葉と致しましょう。
 お勧めできるHuluの映画でした。

監督 小津安二郎 公開 1952年10月1日
『お茶漬の味』(おちゃづけのあじ)は、小津安二郎監督による1952年の日本映画。
地方出身の素朴な夫と夫にうんざりする上流階級出身の妻、二人のすれ違いと和解が描かれる。

製作
もともと本作は、小津が1939年に中国戦線から復員したあとの復帰第一作としてとるつもりで書いたシナリオであった。しかし、この内容が内務省による事前検閲をパスしなかったため、映画化を断念したものだった。

本作では野球(後楽園球場でのロケ)、パチンコ、競輪など昭和20年代の庶民の娯楽、ラーメンやトンカツといった当時の人々の食生活がうかがえる。小津は後に「ぼくは女の眼から見た男、顔形がどうだとか、趣味がいいとか言う以外に、男には男の良さがあるということを出したかった。しかしあまり出来のいい作品ではなかった。」と振り返っている。

あらすじ
会社勤務の佐竹茂吉(佐分利信)は長野出身で質素な生活を好む。妻の妙子(木暮実千代)とはお見合い結婚だが、上流階級出身の妙子にとって夫の質素さが野暮にしか見えず、学生時代の友人たちである雨宮アヤ(淡島千景)、黒田高子(上原葉子)、姪っ子の山内節子(津島恵子)らと遊び歩いて憂さをはらしている。茂吉はそんな妻の気持ちを知りながらも、あえて触れないようにしていた。ところが、節子がお見合いの席から逃げ出したことをきっかけに、茂吉と妙子が衝突する。妙子は口をきかなくなり、あげくのはてに黙って神戸の友人のもとへ出かけてしまう。一方の茂吉はウルグアイでの海外勤務が決まって羽田から出発するが、それを聞いても妙子は帰ってこない。茂吉が発った後、家に帰ってきた妙子にさすがの友人たちも厳しい態度をとる。平然を装う妙子だったが、茂吉の不在という現実に内心は激しく動揺していた。そこへ突如茂吉が夜中になって帰ってくる、飛行機のエンジントラブルだという。喜ぶ妙子に茂吉はお茶漬けを食べたいという。二人で台所に立って準備をし、お茶漬けを食べる二人。お互いに心のうちを吐露し、二人は和解する。夫婦とはお茶漬なのだと妙子を諭す茂吉。妙子は初めて夫のありがたさ、結婚生活のすばらしさに気づく。一方、お見合いを断った節子は若い岡田登(鶴田浩二)にひかれていくのだった。

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