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2015年6月14日

6671 【中央時評】大韓民国の地位が揺らいでいる:記事紹介

【中央時評】大韓民国の地位が揺らいでいる。(2015年06月12日10時04分) [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] (1),(2)の記事の概要を紹介しましょう

清澤のコメント:韓国の経済状況はこのところ大企業まで最悪。そこにマーズまでが襲い掛かり観光産業を直撃。限定的国内人気取りにはなっても、嫌日や親中発言だけでは韓国に明るい明日はあるまい。韓国側にも状況のわかっている人はいる。東アジア全体で纏まって世界をリードするような流れにはではきないものか?

ーー孤児の要旨ーー
【中央時評】大韓民国の地位が揺らいでいる(1)

超強大国である米国の絶対的な力が縮小しながら国際秩序が多極化体制に移行する変化速度がはやくなっている。その変化の中心がアジア。世界総生産(GDP)で中国の比重は17%で米国・欧州連合(EU)を上回る。インド7.1%、日本4.3%、韓国1.6%でアジア全体が占める比重は世界総生産のほぼ5分の2。

中国は、国際社会での影響力を高め続ける。アジアインフラ投資銀行(AIIB)で東アジアと欧州をつなぐインフラを建設しながら、西欧中心の世界経済秩序を改編しようとする。

日本は、米国と同盟を強化しながら環太平洋経済連携協定(TPP)を急いでいる。総裁職を独占するアジア開発銀行(ADB)と協力してアジアのインフラ建設に向かう。

韓国が自身の意志を貫徹することは難しい。他人を威嚇しないイメージでリーダーシップを発揮できる。経済発展と民主化、固有の歴史・文化と現代技術。優れた人材を持つ韓国のイメージは良い。国連事務総長職を韓国人がつとめたことや2010年G20議長国は、国際力学関係の変化や国力の伸長、良好な国家イメージが作用した結果。

が、韓国の国家的地位が揺らぐ。米中覇権争いと日中間のアジア主導権の角逐では、韓国の存在感は見られない。韓国の地位が低下し、先進国イメージにもひび。

国家の地位を高める戦略が必要。人口高齢化、先端固有技術開発、教育改革、所得分配改善、社会対立解消など難題山積。経済の再飛躍と社会統合のための国家ビジョン、指導者強化、幅広い人材活用が必要。

海外有名企業や国際機構などへ人を入れ、韓国の大学に外国人学生も招き、国際的人材ネットワークを形成すべき。文化での韓流熱風は韓国のイメージを高めた。外交力強化も必要。 政策と外交力でアジア時代を周辺国とともに切り開く地位を高めるべきだ。

イ・ジョンファ高麗(コリョ)大学経済学科教授

ーーー本文引用ーーー

21世紀の大きな変化は、超強大国である米国の絶対的な力が縮小しながら国際秩序が多極化体制に移行していることだ。2008年の世界金融危機で先進国経済が停滞から抜け出せず、新興開発途上国の世界経済に対する寄与度が高まりながら変化の速度がさらにはやくなっている。その変化の中心にアジアがある。今年の購買力平価基準の世界総生産(GDP)で中国の比重は17%に達して米国・欧州連合(EU)を上回るだろう。インド7.1%、日本4.3%、韓国1.6%でアジア全体が占める比重は世界総生産のほぼ5分の2に達する。

大きくなった経済力を基に中国は、国際社会での影響力を高め続けている。一帯一路とアジアインフラ投資銀行(AIIB)で東アジアと欧州をつなぐインフラを建設しながら、西欧中心の世界経済秩序を改編しようとする戦略を推進している。中国元は今年、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)の通貨バスケットに含まれながら国際基軸通貨に浮上すると予想されている。

中国の台頭に対応して日本は、米国と同盟を強化しながら環太平洋経済連携協定(TPP)のスタートを急いでいる。過去50年間、最大株主として総裁職を独占しているアジア開発銀行(ADB)と協力してアジアのインフラ建設に今後5年間で約1100億ドルを投じることにした。1年前モディ首相就任後のインドも経済改革で成長率を高めて周辺国との国境紛争を解消して経済協力を強化する足並みの速い動きを見せている。

韓国のような中堅国家は強大国とは違って、国際舞台で独自の力で自身の意志を貫徹することは難しい。しかし他人を威嚇しないイメージを基に他国との連帯を通じてリーダーシップを発揮できる。輝かしい経済発展と民主化を同時に成し遂げ、長年の固有の歴史・文化と洗練された現代技術が合わさり、優れた人材を持つ韓国の国際的なイメージは世界のどの国に劣らず良い。国連事務総長職を韓国人がつとめたことや2010年にアジアで初めてG20議長国になったことは、国際力学関係の変化や国力の伸長、良好な国家イメージが共に作用した結果だ。

しかし最近、世界秩序の変化の中で韓国の国家的地位が揺らいでいる。米中の覇権争い、日中間のアジア主導権の角逐において韓国の対応戦略や存在感は見られなくなっている。アジア新興経済国が速いスピードで成長しながら相対的に韓国の地位が次第に低下している。ADBで韓国が持っていた副総裁席を中国・インド・豪州・インドネシアに押されて取り戻せずにいるのが一例だ。国家競争力は次第に低くなり、相次ぐ国家災難にもまともに対処できない中で今まで積み重ねてきた先進国イメージにもひびが入っている。

【中央時評】大韓民国の地位が揺らいでいる(2)
2015年06月12日10時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment86 hatena0 .
国家の地位を高める戦略が必要だ。韓国は短期間で後進国から先進国になり、2010年に援助を受けた恩恵国から援助をあたえる供与国に変わりながら多くの開発途上国に「真似したい国家」と認識されている。全て経済成長と社会発展が後押ししたからだ。急激な人口高齢化、先端固有技術の開発、教育改革、所得分配の改善、社会対立の解消など難題が山積している。経済の再飛躍と社会統合のための国家ビジョン、指導者のリーダーシップ、幅広い人材活用が必要だ。

海外の有名企業はもちろん国際機構、国際非政府組織(NGO)などへの韓国の人材の進出を積極的に進め、韓国の大学に優秀な外国人学生も大勢招き、韓国に友好的な国際的人材のネットワークを形成していくべきだ。文化・映画・ドラマ・音楽・ゲーム・スポーツでの韓流熱風は大韓民国のイメージを高めるのに大きく役立った。必要な政府支援を増やさなければならない。2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックなど主な国際行事をしっかり準備して国家の地位を高めるのも重要だ。

韓国の外交力を強化しなければならない。韓米・韓中・韓日・韓露間の2国間協力と一緒に韓中日間の協力体制と東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国との連携を強化して、G20のような多国間の国際舞台で先進国と新興国の橋渡し役ができるよう努力すべきだろう。当面の外交戦略と人材に対する再点検も必要で、長期的に専門知識、韓国の文化と歴史だけでなく世界市民としての素養を共に備えた優秀な人材を体系的に育てなければならない。

米国の第5代大統領ジェームズ・モンローは「国家の名誉は、最高の価値を持つ国家の財産」だといった。内実ある政策と外交力で21世紀のアジア時代を周辺国とともに切り開いていく先進国としての地位を高めていくべきだ。今後差し迫ってくる韓半島(朝鮮半島)統一という国家の運命を決める乾坤一擲の勝負に備えるためにも、韓国だけが遅れをとることはできない。

イ・ジョンファ高麗(コリョ)大学経済学科教授

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