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2015年6月8日

6654 知らないと危ない、会社の裏ルール 楠木新 著 を読みました

無題
知らないと危ない、会社の裏ルール (日経プレミアシリーズ) 新書 – 2015/2/10

 面白そうな表題と思い駅前の書店で購入しました。

 製薬会社などの会社員が本人の意向とかかわりなく全国に大した予告期間もなく転勤してゆくのを見ると、過去に見られた医局人事でのトランク転勤さながらです。会社員の移動は、さらに遠くまでの異動移動でいつも驚いていました。本書の解説によれば、終身雇用制で、いずれは再び本社にという望みもあるのでしょう。

 この本には、日本の会社における人的な力学も描かれています。社内の人脈というと日曜劇場『半沢直樹』(TBSテレビ)が思い浮かびますが、あれもあながち嘘ではないようです。殊に日本の会社の社内における同期という言葉の持つ重さです。助け合うのも競い合うのも同期なのだそうです。

 このほかに、上司の出世に伴って本人も引き上げられて行くという日本独特な社内事情。次期社長の選出は本人の資質だけではなく、その人の属する派閥も大いに関係しているというあたりはそうかと思いました。

 日本の会社では実は課長、部長でも自分で決められる権限は限られているそうで、外資系のような決断は求められないとか、無能な上司についてしまった時の解決策は?なども書かれています。

 旧来は年度初めに一括採用が普通でしたが、これからは専門職としての中途採用なども増えてはゆくのでしょう。若くて会社に入る人には読んでおいて損はない本かと思いました。

 内容紹介

時代遅れと言われても、根本は変わらない日本の会社
そこで働く人が知っておくべき、組織の構造と力学を解説!

「A常務が怒っているぞ」――誰が見てもいい話が、なぜ決裁されないのか
「あの部には、君の同期がいたな」――タテ型組織を動かすヨコの関係とは
「俺の一存では、何とも……」――なぜ上位職なのに、自分で何も決められないのか
「あの人は若手時代、B専務の部下でした」――現場から総スカンの課長が部長になる理由
「本社に戻る時は、相応のポストで……」――無茶な転勤が許容される構造とは

日本企業を規定する「集団の掟」は、就業規則にも一般のビジネス書にも書いていない。
「始末書より怖い仲間はずれ」「不滅の親分―子分構造」「組織を動かすボタンの押し方」……。
組織で円滑に仕事をするために必要な、誰も公式には教えてくれない「本当の組織論」。

内容(「BOOK」データベースより)

会社員が直面する、組織の暗黙のルール。そのメカニズムと作用を明快に解説!「A常務が怒っている」―誰が見ても「いい話」なのに、なぜ決裁されないのか。「あの部には、君の同期がいたな」―縦関係の集団を突き動かす横の関係とは。「私に言われても、一存では…」―上位職なのに、権威も権限もないのはなぜか。12万部のベストセラー『人事部は見ている。』の著者が、自身の会社員経験、豊富な取材をもとに解き明かす、メンバーと集団を軸にとらえた「本当の組織論」。

著者について

楠木 新(くすのき・あらた)
1979年、京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。
人事・労務関係を中心に、経営企画等の職務を経験。
勤務のかたわら、「働く意味」をテーマに執筆、講演に取り組む。
2011年まで関西大学商学部で非常勤講師を務めた(会社学担当)。
12万部を超えたベストセラー『人事部は見ている。』のほか、
『サラリーマンは二度会社を辞める』『働かないオジサンの給料はなぜ高いのか』
など多数の著書がある。
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