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2015年6月7日

6644:フランス科学部門アンシャンブルシエの会はフランス政府給費留学生の会です。

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ABSCIF(アブシフ:フランス科学部門アンシャンブルシエの会)は科学部門フランス政府給費留学生の会です。

フランス政府の招聘により留学した自然科学分野の研究者の集まりです。日本人を対象とした給費留学制度は1931年に始まりましたが, 当初, 科学部門給費留学生は大使館文化部担当で留学生試験を受けていました。当時の科学参事官 Marc DUPUIS 氏が1979年12月にこの会を発足させたのだそうです。

ABSCIFは,自然科学分野での日仏間の親善に寄与すること,あわせて会員間の親睦を深めることを目的としています。現在,1968年留学の旧給費生(アンシャンブルシエ)を筆頭に構成されており,会員は科学技術のあらゆる分野で活躍しています。

私は1985年度の留学生で理学部や工学部を含めて各分野の同期が20人ほどでした。帰国後30年にして私は初めて恵比寿の日仏会館で行われた会に参加させていただきました。久しぶりにお目に掛かったフランス大使館で当時留学生関連の担当者だった西田さんによると、1970年代の多い年には50人もの日本人を送り出していたのだそうです。何年か後には私の様に親仏OBが多数出来るのですから、当時のフランス政府の年間60万円程度の出費は安いものであったと思います。

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広尾に有った当時のフランス大使館は既に取り壊されて、半分がマンションに残り半分が新しい大使館建物となっています。フランス大使館の方に伺ったら、そのマンションの土地には定期借地権が設定されていて、50年でフランス政府の手に戻るという計画だそうです。日本ではイタリアとカナダの大使館が同様の手法でフランスより先に土地を原資にして建て替えを完遂していたのだそうです。土地が高い東京ならではの計画です。

この後、講演会が行われ、拝聴しました。

1) 小林芳樹氏((独)国立病院機構 東尾張病院 精神科医) 2006年留学
「歴史を語ることが困難な現代において、患者の「歴史」と向き合うということ-ジャック・ラカンの精神分析思想とその人生」

2)岩田 誠 氏 (東京女子医科大学 名誉教授) 1972年留学
     「食の医学史」

の2つの演題を拝聴してきました。その講演聴講記は別項目で準備中です。

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