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2015年6月5日

6641:社外取が日本人CEOを電撃解任、製薬ベンチャー内紛の教訓:の記事

社外取が日本人CEOを電撃解任、製薬ベンチャー内紛の教訓
2015年05月29日臼井真粧美(週刊ダイヤモンド編集部)という記事が出ていました。

清澤の解説;簡単に言えば、カリフォルニアで設立したベンチャービジネスを日本で上場させ、飛ぶ鳥をも落とす勢いであった日本人経営者の窪田良氏が、一旦はそのCEOの座を追われた。しかし、大株主である日本の金融会社SBIの支持を得て、彼はCEOに返り咲くことが出来たというお話です。創業者社長であっても、株価が低迷すればその座を追われるという米国らしいお話が有ったそうです。そこから我々はどの様な教訓を学べば良いのでしょうか?
この間に、パートナーである大塚製薬側でも大塚ホールディングス(HD)会長の大塚明彦氏が2014年11月28日に77歳で死去。更に2015年2月9日には大塚製薬社長の岩本太郎氏が54歳で急逝し、その新社長には親会社「大塚ホールディングス」の樋口達夫社長が兼務することになりました。

  --その記事の概要です---
2014年12月22日。米国で創業した製薬ベンチャーであるアキュセラ・インクの会長兼最高経営責任者(CEO)である窪田良氏が出社すると、社外取締役らが顔をそろえ、臨時取締役会の開催を告げた。 取締役会ではCEO交代が議決され、CEO職は当時の最高執行責任者(COO)に譲られ、窪田氏は経営を主導する立場を追われた。米国では、社外取締役がCEOの解任と選任を容易に発動する。ベンチャーが成長する過程で経営者が入れ替わるのも、よくあること。

窪田氏は1)日本の投資家感覚を理解している、2)パートナーの大塚製薬との関係を保ってきた、3)化合物のことを知り尽くしているから、会社運営は自分がやるべきと思っていた。CEO解任の背景の一つは、東証マザーズ上場後の株価低迷。

その後、窪田氏は大株主SBIの支持を得て、株式の過半数を抑えた。15年1月末、SBIは窪田氏を除く取締役4人の解任、および新取締役4人の選任を提案する臨時株主総会の開催を要請。3月には、窪田氏と連名で米国の地方裁判所に、臨時株主総会開催を命令するよう申し立て。アキュセラ経営陣は窪田氏の〝ネガティブキャンペーン〟を繰り出したが、5月1日の臨時株主総会では株主提案が可決され、窪田氏はCEOに返り咲いた。

会社売却を考えていたならば、窪田氏が邪魔だったのかもしれない。あるいは米国で上場したかったのかもしれない。窪田氏も、社外取締役としっかりコミュニケーションを取っていないと、こういうことが起こると教訓になったと言う。開発中の加齢黄斑変性を治す飲み薬への期待は大きい。アキュセラの内紛騒動は、日本企業にとっても対岸の火事ではない。
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くぼた・りょう/1966年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、博士号取得。大学院時代に緑内障原因遺伝子を発見。同大学病院などで眼科医として勤務した後に渡米し、米ワシントン大学医学部で助教授。2002年にアキュセラ設立。

追記:
SBIホールディングスとは
代表取締役社長 北尾吉孝
従業員数 連結 3,149名 / 単体 237名
SBIホールディングス株式会社は、日本の金融持株会社。商号のSBIは、元々ソフトバンクグループの金融関連企業として設立されたため「SoftBank Investment」の略であったが、その後同グループを離脱し「Strategic Business Innovator(戦略的な事業の革新者)」の略に変更した。

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