お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2015年6月5日

6640:徐々に見え始めた貸ビル不況の芽:という記事

東京都心のオフィス賃料が上がらない,徐々に見え始めた貸ビル不況の芽:という記事がダイヤモンド誌に出ています。【第48回】2015年05月29日
増田富夫(ビル経営管理士)
 ーーその概要はーー

 東京貸ビル市場におけるテナント移動には、集中する時期がある。①5月のゴールデンウィーク、②夏期休暇、③9月後半の休日の集中時期、④年末年始。

 一方、本社移転の際には本社移転1年前に入居ビルが決定していることが望ましい。

 新築超高層ビルのテナントが決定しない理由は、二つある。①賃料が高すぎることか、②最寄り駅が遠く貸ビルの利便性が低いことである。

貸ビルの利便性が低い場合は、テナント確保が難しい。新築ビルを建てる場合の貸ビル立地判定は、慎重に判断する必要がある。少子高齢化・労働力減少が抱える問題は深刻。

 東京貸ビル市場は、いくつかの問題が顕在化している。
1)中小ビル建設が減少。商業地を除いて中小ビル建設は採算がとりにくい。
2)広がりすぎた貸ビルゾーンが収縮を始めた。大型以上のビルが面的に存在しない限り、オフィス好立地とは判断できない。
3)貸ビルの成約賃料が伸び悩む。超高層ビルは賃料4万円の壁を破れない。千代田区丸の内、大手町、有楽町地区は、現在も10棟の大規模再開発が工事中。

 株価上昇・好景気は終焉。東京貸ビル市場は、大企業新本社需要に頼り、現状維持プラスアルファを積み重ねるしかない。

 現在が景気循環の頂上にあると判断。既に、「不動産は今が売り時であって、買い時ではない」。売買市場の悪化は、マンションの売れ行き悪化で知られる。マンション売買市場は赤信号。港区は新規供給量が多く、成約賃料水準が低く、市場傾向を見るのに適す。

 新築ビルの竣工時満室が実現しない現象は、貸ビル市場の需給緩和を物語る。竣工時空室ビルの増加は、貸ビル不況が徐々に到来することを暗示する。

Categorised in: 未分類