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2015年5月28日

6609:若年層も注目!「老眼」の今

jins_interview_th【インタビュー】若年層も注目! 井手武・南青山アイクリニック副院長に聞く「老眼」の今 INTERVIEW 2015/05/28

ーー要点ーー
老眼鏡「ジンズ リーディンググラス」

老眼は、生活環境の変化とともに、その原因や症状も変わってきた。

WWDジャパン(以下、WWD):老眼は増加傾向にあるが、その原因は?:日常生活で手元作業が増えた。若年層にも、近くの物が見えづらいことに気づく方が増えた。「毛様体筋」が疲れ、近くにピントが合いづらくなる。“夕方老眼”“週末老眼”も見られる。

WWD:どんな兆候や症状があると老眼の疑いがあるのか?:「近くは見えるが、長時間になると疲れる」「始めから近くが見えづらい」といった症状。

WWD:老眼を予防する方法は?:防ぐことはできない。正しい眼のケアで、老眼進行を抑えることはできる。紫外線から眼を守り、水晶体の弾力性の低下を抑えることができる。

WWD:老眼とうまく付き合うには?:老眼は誰もが発症し予防も不可能。有効な対策は、リーディンググラス。リーディンググラスをかけても老視の進行は早まらない。

眼科医清澤のコメント:ジンズ眼鏡は今や眼鏡販売の大手。眼鏡を医療機器としてよりも量産可能な工業製品としてとらえ、その販売促進のコピーを常に考えている。スマホの使い過ぎによる調節麻痺(老視)や調節痙攣と言った概念が実際にどの程度存在するかは不詳。しかし私は調節力の低下よりは、むしろ実際には調節痙攣が多い気がする。調節検査・他覚的調節検査については近江源次郎氏のhttp://www.ohmi-ganka.com/health08.htmlのページが詳しい。現在、調節力を正確に評価できる医師は多くはないであろう。

  ーー本文採録ーー
【インタビュー】若年層も注目! 井手武・南青山アイクリニック副院長に聞く「老眼」の今
INTERVIEW 2015/05/28
老眼鏡「ジンズ リーディンググラス」
 老眼は、加齢により近くのものが見えにくくなる状態をいうが、生活環境の変化とともに、その原因や症状も変わってきた。ブルーライト研究の第一人者として知られる井手武・南青山アイクリニック副院長に「老眼」の今を聞いた。

井手武・南青山アイクリニック副院長
WWDジャパン(以下、WWD):近年、老眼の人は増加傾向にあるといわれるが、その原因は?

井手武・南青山アイクリニック副院長(以下、井手):高齢化に伴い老眼人口は増えていると考えられます。また、老眼は自覚症状によって気づく眼の病気です。現代社会は、スマートフォンやPCによるデスクワークなど、日常生活において手元作業をする機会が増えています。それに伴って、老年だけでなく、働き盛りの若年層の間にも、近くの物が見えづらいこと(=老眼の自覚症状)に気づく方が増えているように思います。スマートフォンやPCのディスプレーから発せられるブルーライトは、眼の疲れを引き起こす原因になると言われています。眼の水晶体を支える「毛様体筋」が疲れて収縮しづらくなり、その結果、近くにあるものに眼のピントが合いづらくなることがあります。昨今では若年層でも、一日中、目を使い続けた後の夕方や、一週間使い続けた後の週末に、目の疲れから老眼のようにピント調整力が下がってしまう“夕方老眼”“週末老眼”といった症状も見られます。

WWDジャパン(以下、WWD):どんな兆候や症状があると老眼の疑いがあるのか?

井手:眼の調節力が衰えると、「近くは見えるが、長時間になると疲れる」「始めから近くが見えづらい」といった症状が表れます。老眼の具体的な兆候としては、「うす暗いと新聞などが読みづらい」「本などを読むとき遠ざけてしまう」「集中力がなくなる」「近視のメガネを外すと本などが読みやすい」などの自覚症状が上げられます。

WWD:老眼を予防する方法は?

井手:老眼は、加齢とともに誰にでも起こる症状であり、防ぐことはできません。特に、加齢による水晶体の弾力性の低下は誰しもに起こることです。ただし、眼のケアを正しく行うことで、老眼の進行を抑えることはできます。水晶体の弾力性が低下する原因は、眼のたんぱく質が酸化変性を起こすことです。この原因の一つが紫外線です。紫外線から眼を守ることで、水晶体の弾力性の低下が進むことを抑えることができると考えられます。

WWD:老眼とうまく付き合うには?

井手:老眼は誰もが発症するもので、予防することもできません。自覚症状が出た際は、速やかに対策を取ることが大切です。最も有効な対策は、リーディンググラスを掛けることです。リーディンググラスを掛けることで、網膜の後方で合ってしまっていた眼のピントを、正しい位置に調節することができます。近くが見えにくいままの状態で生活をすることは眼の負担を増やし、知らず知らずの内に眼の疲れや肩こり、頭痛につながりかねません。老眼を受け入れ、自分に似合うリーディンググラスを見つけることは大切なことです。リーディンググラスをかけると老視の進行が早まるという人がいますが、これは全くの間違いです。

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