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2015年5月3日

6523 アトピー性皮膚炎の原因判明:との記事です

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アトピー性皮膚炎は眼にも結膜炎や網膜剥離を起こす重要な免疫性の疾患ですが、今回の研究ではアトピー性皮膚炎のマウスに皮膚の黄色ブドウ球菌とコリネバクテリウムを含む異常細菌巣を見出し、そのそれぞれが別の機序で働いて、アトピー性皮膚炎が引き起こされていることを解明したとしています。上の表によれば湿疹は黄色ブドウ球菌によるものです。

 ーー記事の引用ーーー
アトピー性皮膚炎の原因判明

慶応大―NIH、異常細菌巣の影響をマウスで解明

化学工業日報2015年4月23日(木)配信 アレルギー疾患小児科疾患皮膚疾患

 慶応義塾大学と米国立衛生研究所(NIH)の研究グループは、アトピー性皮膚炎が皮膚の黄色ブドウ球菌を大量に含む異常細菌巣によって引き起こされることを解明した。マウスモデルを作成して皮膚の状態を調べ確認した。現在、使われているステロイド剤塗布による治療法を大きく変える可能性がある。

 研究グループは、表皮の発育に関与する特定酵素遺伝子を欠損させてアトピー性皮膚炎モデルのマウスを作成。このマウスから採取した皮膚細菌巣を培養したところ、黄色ブドウ球菌が大量に検出された。異常な細菌巣に効果のある抗生物質2種類で持続的な抗菌治療を行ったところ、正常な皮膚細菌巣を保ち、皮膚炎発症が起こらなくなることを確認した。

 また、この研究データを踏まえてヒトの皮膚表面を詳細に観察したところ、通常多様な細菌の種類が存在するのに対し、アトピー性皮膚炎が悪化した状態だと、それが著しく減少して半分が黄色ブドウ球菌によって占めていることも分かった。

 アトピー性皮膚炎は、一般にアレルギー性の疾患と理解されているが、皮膚局所の炎症で起こることは解明されていなかった。

 今回の研究により、正常な細菌巣を誘導する方法を見つけることが可能になり、皮膚炎症状改善のための新治療法の開発に有力な知見が得られた。成果は22日(日本時間)、米科学雑誌「Immunity」電子版に掲載された。

⇒サイエンスダイレクトの記事にリンク http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1074761315001284

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