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2015年3月30日

6412 映画 「軽蔑」を見ました、

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映画「軽蔑」をHuluで見ました。物語をこの映画を通覧しただけでそのあらすじを十分に拾い取るのはちょっとむつかしかったです。

 緑魔子が演ずる主人公カズの祖父の愛人という役の老婆が、椿姫の話を自分に引き当てて真知子にする場面が印象的でした。この老婆の火葬の席に表れたヤクザの山畑が、「なぜおまえはこんなに周りのみんなに愛されるのか?」と強い嫉妬をこめて話す場面も印象的でした。山畑は恐らく周りに愛されるカズに対する人間としての嫉妬から、真知子をよこせと言ってみただけで、本当に真知子を欲したのかどうかは疑問です。

 地方の素封家のバカ息子という設定はありがちな姿ですし、実際このような死に方はしなくとも、女性がらみで家業を継ぎそこなうという人も巷には多かろうかと思われます。マノン・レスコーというパリを舞台にしたアッベプレボー作の貴族の放蕩息子の物語にも通ずるところがあります。
 ファム・ファタールという言葉もあります。これは(仏:Femme fatale)、男にとっての「運命の女」(運命的な恋愛の相手)の意味ですが、男を破滅させる魔性の女(悪女)の意味もあります。
 また森鴎外の様に、舞姫に引かれつつもそれを捨て、後の世に名を残すほどの偉業を為しながらも、忸怩たる思いを抱き続けたというようなストーリーもあろうかと思います。
 原作を一読すべく、文庫本を発注しました。

 父親役の小林薫は先日の「舟を編む」にも良い先輩役で出ていました。

以下はフムフムから引用の「軽蔑」のネタバレあらすじと結末http://hm-hm.net/love/%E8%BB%BD%E8%94%91です。

ラブストーリー 2014年03月17日

軽蔑の紹介:欲望の赴くままに生きる男と、ジェットコースターみたいなその生き様をまるごと愛した女。刹那的で破滅的で退廃的な恋物語。文豪・中上健次の名作を、高良健吾と鈴木杏が現代に蘇らせた。

軽蔑の主な出演者

カズ(高良健吾)、真知子(鈴木杏)、山畑(大森南朋)、マダム(緑魔子)、カズの父親(小林薫)、カズの母親(根岸季衣)、カズの叔父(田口トモロヲ)

軽蔑のネタバレあらすじ

【起】- 軽蔑のあらすじ1

新宿歌舞伎町の踊り子真知子と、地方の旧家の一人息子として生まれながら、遊び人暮らしをしていたカズ。
出会い、そして熱烈に魅かれあったふたりは、都会暮らしを精算して、カズの故郷に帰って新しい生活を始めます。
しかし、放蕩息子だったカズに対する親族や周囲の視線はきびしく、踊り子上がりの真知子との仲は認めてもらえません。真知子のために、カズは真面目に働きだしますが、町中の人間からぶしつけな好奇の視線が浴びせられ、二人はそれぞれ生き難さに直面していきます。

【承】- 軽蔑のあらすじ2

東京では五分と五分でいられるのに、カズの田舎ではそうはいられません。どんなしがらみがあろうとも、カズの愛情を信じて耐える真知子でしたが、孤独と焦燥と不安についに耐え切れなくなり、東京に逃げ帰ってしまうのでした。
カズは東京で再び真知子を探し出します。それを機に両親の承諾を得て、ふたりは晴れて夫婦となります。しかし、田舎の閉塞感は、なおもふたりを苦しめます。カズが真面目に仕事をしていたのは最初のうちだけで、やがて人目を盗んで昔の女と密会したり、賭博に熱中しはじめます。

【転】- 軽蔑のあらすじ3

そんな時、真知子はカズが博打で多額の借金を抱えていることを知ります。仕事もクビになり、実家からも愛想をつかされ、ヤクザに追われるカズ。ヤクザは借金の形に「真知子を寄越せ」とまで言ってきます。行き詰ったカズは、昔の友人とともに一発逆転を狙います。ヤクザの賭場に奇襲をかけ、現金を強奪しようというのです。
しかし計画はあっさり失敗。友人たちはヤクザに捕まり半殺しにされました。次に狙われるのはもちろんカズです。

【結】- 軽蔑のあらすじ4

カズは真知子に東京に帰れと促しますが、真知子は「別れるくらいなら一緒に死ぬ」と聞きません。しかし友を半殺しにされたカズは、このまま逃げるわけにはいきません。「必ず迎えに行くから」と、約束し、カズは真知子をむりやり東京に返します。そして単身、ヤクザの事務所に乗り込み、ヤクザのボスと刺し違えるのです。
真知子は急いで引き返すのですが、時すでに遅く、瀕死のカズと再会した真知子は涙を流すしかありませんでした。

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