お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2015年3月27日

6402 大渡海という辞書を作る話の映画「舟を編む」を見ました。

images
6402 大渡海という辞書を作る話の映画「舟を編む」を見ました。

期日までに原稿を提出することの大切さは解ってはいるのですけれど、依頼を受けている「眼科疾患の治療指針」の原稿はまだ提出できていません。そんな現状の中でHuluで見た映画が「舟を編む」です。本当にそうであるかどうかはわかりませんけれど、辞書作りの現場がいかにストイックなものであるかを痛感させられました。私も早いところ外部依頼の辞書原稿を仕上げなくては。

物語のあらすじは次の通り。様々な意味で面白い映画でした。おすすめ度*****です。

ーーーー
「1995年」。玄武書房で38年辞書一筋の編集者・荒木公平が定年になる。営業部の馬締光也(松田龍平)は大学院で言語学を学んだというが、真面目すぎて現場で少々浮いている。ただ、言葉に対する卓越したセンスを持ち合わせていて、「右」を定義せよという荒木の質問に合格して、新しい辞書『大渡海『(だいとかい)』の編纂を進める辞書編集部に異動となる。「ら抜き」や「憮然」のように変っていく言葉を伝えようという、「今を生きる辞書」を目指す『大渡海(だいとかい)』は見出し語が24万語という大規模なもの。
辞書編集部で曲者ぞろいの辞書編集部。まず『広辞苑』『大辞林』に載っていない言葉で個性を出そうとする。「三省堂さんの大辞林は完成に28年かかっている」と脅される。松本先生は合コンに出席して若い女の子たちの用例を集めてくる熱心さ。馬締は用例の海で溺れる夢を見るが、言葉への強い執着心と持ち前の粘り強さを生かして、辞書編集者として才能を発揮してゆく。

満月の夜、猫の縁で出会った大家さんの孫で板前の卵・林香具矢(宮﨑あおい)に一目惚れ。香具矢の勤めている「梅の実」にみなで偵察に行く。なんとかして自分の思いを彼女に伝えたいが、なかなかふさわしい言葉が出ず苦悩する。成り行きで合羽橋にデートして包丁や調理関係の言葉を学ぶ。

電子辞書の普及で『大渡海』の完成に暗雲がたちこめ、宣伝に努めるが、社内では「金食い虫」と呼ばれる。「頭でっかちに辞書はできない」と教えてくれた西岡が異動させられる。

毛筆でラブレターを書くが、達筆で香具矢は読めず、大将に読んでもらい恥ずかしかったという。「手紙じゃなくて、言葉で聞きたい」といわれる。馬締が語釈を任された「こい【恋】」は「ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず、他のことが手につかなくなり、身悶えしたくなるような心の状態。/成就すれば、天にものぼる気持ちになる。」となる。

12年後に最終段階。ファッション雑誌担当だった岸辺が入ってきて、それまでの古くさい語釈にメマイする。「右」の定義で模倣はダメといわれ、松本は「数字の10の0の方」と定義する。「血潮」が抜けていると分かり、馬締は泊まり込みの再チェックを命じる。「眠い時には寝ろよ、中途半端な仕事は後で困る」という声が飛ぶ。14年目の出版パーティで直前にガンで亡くなった松本の手紙を読む。そして、「明日から改訂作業に」という。
ーーーー

Categorised in: 未分類