本日の昼に税理士のH先生が私担当のNさんを伴ってお訪ねくださいました。目的は青色申告の申告書への捺印です。 青色申告の期日が迫り、完成した申告書を持って来てくださいました。これに捺印すると次は所得税の納付が待ってはいますが、まずは一息という塩梅です。今から勉強するわけではありませんが、帳簿をつけるには、まず仕訳という作業が必要です。
「勘定科目はこれだけ覚えれば安心!頻出勘定科目6選」から目次を拾ってみました。「会計記録にあたって、どの勘定科目を使えばいいのか」。勘定科目とは「事業の取引の性質を表す項目」
勘定科目
事業の取引を記録するときに、その取引の「性質」をあらわす項目名のことを「勘定科目」といいます。簿記会計の世界では、「仕訳」という取引を記録するときにはこの「勘定科目」を必ず使います。
「勘定科目」の名前でわかるように記録しておくのです。上記のように売上が上がったら、その勘定科目は、「売上」。
会計取引を記録する「仕訳」では、以下の項目を記録することが必須。
•「日付」(いつ取引が起きたのか)
•「勘定科目」(どんな取引が起きたのか)
•「金額」(いくらの取引が起きたのか)
この他「摘要欄」、メモ欄のように取引の内容を書き残してくことが出来る。
すべての勘定科目や簿記の体系を覚える必要はない
個人事業主が行う確定申告では、申告する所得の基礎を表現する青色申告決算書(または収支内訳書)を作る必要がある。これらの決算書類を作成するにあたっては、「記帳」と呼ばれる作業によって日々の取引をすべて記録したデータが必要になります。(これを昨年から始めて、今年の2月中旬までに昨年分一切を税理士さんに届けていた訳です。ところが下記の様にすべての支出に掛かる領収書を間違いなくそろえるのが大変。)
「記帳」作業にあたっては、すべての取引を記録しなければいけないわけですが、このときに「勘定科目」をどれかに決めないと記録(入力)ができないことがあります。どの勘定科目にするか迷っているうちに作業が滞ってしまいます。
どの科目がどういう意味なのか「だいたい」わかっていれば決算書の作成や申告作業には支障がない。わからない所はそのままで領収書や請求書を税理士さんにお渡しします。
これだけは覚よう!頻出勘定科目9選:最低限この勘定科目の意味だけ「だいたい」わかっていれば作業ができるもの。「青色申告決算書」でよく使われる科目
1、租税公課:自動車税や固定資産税、印紙の購入など。
2、接待交際費:業に関係のある飲み食い。個人的なものは除く。
3、通信費:電話料や郵便ハガキ代や切手代、携帯電話の通信通話料。
4、消耗品費:文房具や備品など、事業に必要なものをこまごまと買ったとき。
5、減価償却費:購入金額が10万円を超えるような高額の備品は、年度末に減価償却という処理をしてその年に使った分を経費にする。
6、福利厚生費:自分や従業員にごほうびするとき。懇親会や食事会などで使える。
これ以外に、「事業主貸」と「事業主借」の2つ。
•自分で立て替えたら事業主借(自分から借りた)
•預金を引き出したら事業主貸(自分に貸した)
先に紹介した経費科目は、たいての場合は個人で立て替えるので対応する勘定科目は「事業主借」。しかし接待や福利厚生費を自分で建て替えた場合、これを記帳し現金を事業のお金から取戻しておくことが必要です。また小さな個人事業では開業当初には売り上げが伸びず、個人の資金を足してゆくことになりますから、そこにもこの事業主借が出てきます。
この記事は、全自動のクラウド型会計ソフト「freee(フリー)」http://keiei.freee.co.jp/のページを参考にしています。
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