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2015年3月8日

6340:『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』を見ました。

『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』 – Capitalism: A Love Story(2009年)

 この映画を見ました。

 世界金融恐慌を取り上げる。映画の共同配給元オーバーチュア・フィルムズ(Overture Films)とパラマウント・ヴァンテージ(Paramount VanTAGSe)によると、2008年に決まった巨額の企業救済策でハイライトを迎えた「企業と政治のペテンをコミカルな視点でとらえた作品」とのこと。

 「あなたがモルゲージで借金をして家を取られるときには、最初の契約書の原本がなくてはならぬはずなのだが、おそらくそれは銀行がすでに帰入派生商品を構成するときに手放していて、もう見つけられないはずだから担保物件に居座ったらよい。」という、国会議員の議会での発言など、過激な発言も出てきます。
 民主主義が資本主義に形を変え、単なる証券取引所があるウォール街(その代表がゴールドマン・サックス社の諸OB)が米国政府をも支配しするようになった。人口の1%が99%の国民が持つ以上の富を独占しているなど、現在の社会が持つ問題を深くえぐっている映画でした。

 国民には頑張れば豊かになれるという夢を持たせておいて、その実資産を非富裕層に分けるなどという気はもとよりない資産家(個人であるのかどうかも問題なのですが、)の存在も問題としていました。彼が言うまでもなく、社会は中間層がいないと貧富が2極化して良いことはありません。

 ちょうどこの映画を作成中にサブプライムショック(リーマンショック)が起きているのですが、今また同じことの繰り返しが行われているような世相を振り返るには良い時期かと思います。2008年には不安な状況がちらほら見えており、私も調査コンサルと会社に頼んで収益構造なども調べていました。そうしたら案の定ショックが来て患者さんが急激に減るという事態に直面しました。しかしこの映画には、その根本的な問題への答はありません。そこがこの映画の弱いところだという批評もありました。

 この監督は医療問題を扱った「シッコ」も監督しています。

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