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2015年1月22日

6216:網膜色素変性患者における睡眠と昼間の眠気

6216:網膜色素変性患者における睡眠と昼間の眠気
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網膜色素変性症では異常な眠気があるものかどうかを、ちょっと調査してみました。ぴったりの報告があります。

Sleep and daytime sleepiness in retinitis pigmentosa patients

Doina Ionescu, Helen S. Driver, Elise Heon1, John Flanagan, Colin M. Shapiro1,
Journal of Sleep Research Volume 10, Issue 4, pages 329–335, December 2001

要旨:12人の網膜色素変性症と12人の健常者を比べたら、網膜色素変性症の患者では昼間の眠さが強いことが分かった。光受容細胞の障害によって引き起こされる正常人と比べた場合の昼間の覚醒の減弱と、夜間の睡眠の質の低下が、概日周期に影響を与えているのであろう。

清澤のコメント:終夜脳波を調べて、夜間の睡眠障害が確認できれば昼間の眠気を訴える網膜色素変性患者さんは興味ある訴えを持つ症例として見ることが出来るかもしれません。そうであれば、その眠気は「概日リズム睡眠障害」なのかもしれません。治療は睡眠障害の専門家にゆだねることになるでしょう。それならば、米国の空港などで睡眠薬として売っているメラトニンなどが試せるのでしょうか?

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