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2014年12月29日

6149:眼鏡師山口さんの眼鏡処方教室 老視の眼鏡処方

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眼鏡師山口さんの眼鏡処方教室 5 眼科医清澤の聞き書きメモです 

(年明けまでこの記事は準備中未完成です)

老視の眼鏡処方

処方前に心得ておくこと

① 被験者の希望する近業距離を検査前に把握する。
② 老視の初期には2~3年ごとに「度が進み、眼鏡が合わなくなる」ことを理解させる。
③ 近用眼鏡をかけると人工的な近視状態となるため、遠方がぼけることを説明する。

該当テーマの患者症例紹介

症例1:
47歳女性:若い時から目は良かった。運転免許更新でもメガネはいらなかった。今47歳だが最近帳簿をつけるのがつらくて疲れる。そういえば腕を伸ばして新聞を読むようになった。夫の老眼鏡をちょっと借りてみたらよく見えるようだ。遠方視力右1.0(1.0x+0.50D)、左1.0(1.0x+0.25D)。近方視力右0.4(1.0x+1.50D)、左0.3(1.0x-1.75D)。

眼科検査員のセリフ:遠方視力は良くて、近方の裸眼視力低下だからシンプルな老眼かな?

処方開始にあったっての解説:まず遠方の屈折値を調べて決め、次に年齢に応じた加入度数を足して近方眼鏡度数にする。不同視があればそこは考える。あとはかけ試し。

症例2:
52歳男性:若い時から近視の眼鏡は使っていた。前回の免許書き換えで遠近両用の眼鏡を作り、それで具合よく暮らしていたのだが、最近近くで帳簿をつけていると、とても疲れる。デスクワークだけなら眼鏡を外すと丁度良いようだ。遠方視力右0.2(1.0x-1.50D)、左0.3(1.0x-1.50D)。近方視力右1.0(1.0x+0.50D)、左1.0(1.0x+0.50D)。

眼科検査員のセリフ:前に遠近両用でメガネを作ってから3年で、近方が読みにくいなら老眼の加入が足りなくなったのかな?もちろん処方は累進レンズで。

処方開始にあったっての解説:まず遠方の眼鏡に変化はないか見て、必要に応じた近方加入を足してかけ試しをすればよいだろう。

その基本は:
①遠方視力の測定、球面だけではなく乱視も入れる。そして遠方眼鏡の決定。その左右差は2.0D以下にする。
②近方加入度の決定。遠方用の眼鏡度数の乱視の度数と軸は変えないで、その上に近方加入の球面レンズを加える。

応用。(中近用累進レンズ、近用ワイドビジョン)
レンズ上方のA領域で1-2mを、レンズ中央のB領域では50-60cmを、そしてレンズ中央下のC領域では30-40㎝を見るように処方します、中近用累進レンズを使えばゆがみが少ないので視線の移動が疲れません。しかしかけ試しにはそのレンズメーカーのトライアルレンズの用意が必要で、処方箋にもメーカーと使用した型式を併記することになります。

中近の眼鏡が必要な場合には?。コンピュータでの作業を仕事にしている場合、眼鏡の上半分は遠用ではなくてモニター画面を見るための中間距離の度数とする。その場合でも眼鏡の上端は狭くても遠方の度とし、中間距離にビデオモニター用の加算を足す。そしてメガネの下半分は近方用に強めの凸レンズ加入となる。

(注意:この記事はまだ未完成です。)

追記
眼鏡師山口さんの眼鏡処方教室の記事一覧

清澤のコメント:院内で眼鏡技師が不在でもまずは単焦点眼鏡までは処方できるように講義をお願いしています。遠近両用など眼鏡処方には個別の商品知識も必要なので、なかなかむつかしい場合もあります。その1から5は下記の通りです。
(これは山口さんが作ったハンドアウトから清澤が抜き書きして作ったメモです。間違いがあれば清澤の読み間違いである公算が大です。)

5547:眼鏡師山口さんの眼鏡講座 1、眼鏡の収差:コンタクトレンズ常用者がメガネ装用で感ずるゆがみとは(2014年06月15日)

5630 眼鏡技師山口さんのメガネ講座 2 近視(2014年07月12日)

5668 眼鏡技師 山口さんの眼鏡講座 3 遠視 2014年.7月.31日

5870:眼鏡師(眼鏡技師)山口さんの眼鏡講義 その4 乱視処方(2014年10月2日)

そして
6149:眼鏡師山口さんの眼鏡処方教室 老視の眼鏡処方 2014年12月 となっています。

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