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2014年12月22日

6136:病院間違えたら給付なし 生保の先進医療特約:の記事です

病院間違えたら給付なし 生保(これは生命保険と書くべきです。医療現場での生保はふつう丸ホ、生活保護を指します。)の先進医療特約という記事が出ていました。どうぞ原文をご覧ください。
http://www.nikkei.com/money/features/76.aspx?g=DGXMZO8033880001122014000000

「生命保険の先進医療特約を取り上げる。治療を受ける病院を間違えると給付を受けられないので注意が必要だ。」というのですけれど、現場の医療を考えると多少見当はずれな気もします。

「「先進医療とは何か」を知らない人が多い」、という指摘はその通りではあります。先進医療とは最先端の医療のうち、「厚生労働大臣によって承認を受けた医療機関で行われる」「特定の医療技術」のこと。「先進医療A」58種類 、「先進医療B」44種類。

 これに対して、「注意すべきは、承認を受けた医療機関でなければ先進医療として見なされないことだ。」と記事はいいます。しかし、実際には世間でもほとんど行われない治療であるという側面もあります。つまり、指定されていない病院にはそもそもその選択肢はないということ。「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」もその一つです。

岩手県の例が挙げられていて、県内に3施設のみといいますが、公的な大所である岩手医大でも盛岡の県立中央病院でも行われてはいない手法なのです。お金持ちにはそんなお金の使い道もいいでしょうけれど、先端性を喧伝して、医療により大きな付加価値をつけてようとする施設だけが行っている手法でもあるという観察が抜け落ちています。

「病院を間違えたら給付を受けられない」のではなく、そこでなければそこまではしない医療であるというのが実態です。

 先進医療にならないと困る点

 それ以上に病院を間違えてはならない理由がある;といいます。一般的な治療は(1)保険診療、(2)評価療養(先進医療など7種類)、(3)選定療養(差額ベッドなど10種類)、(4)保険外診療
(1)の保険診療なら自己負担は3割だが、(1)以外と組み合わせると「混合診療」と判断され公的保険が適用されず、全てが自己負担になってしまうのが原則。先進医療や差額ベッドは優遇されている制度ということ。

:清澤のコメント:まさにその通り。

■正しく病院を見つける方法

 厚生労働省のサイトでは医療機関の一覧が毎月更新されるので、近くの医療機関がどのような先進医療の承認を受けているのかを確認しておきたい。また、健康支援サービスを手掛けるティーペックなどのセカンドオピニオンサービスや専門医紹介サービスの活用も有効だ。

眼科医清澤のコメント:ネットなどで半可通になるのは余り得策ではありません。まず信頼できる主治医を求め、その主治医に程良い診療施設を紹介してもらうのがよいでしょう。そうでないと、保険の特約を使うために不必要に高い医療を受けるという迷路に迷い込みかねません。わたくしも「問題の中心を見誤らないようにしたいものだ。」という記者の最後のコメントには大賛成です。

以前に読んだ記事には先端医療はほとんど使われない医療だ。だからこそわずかな特約でつけて見せることができるのだ、ということが述べられていました。

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2013年11月28日
4942 先進医療で最も多いのは「白内障治療」 付けたい先進医療特約と言う記事ですhttps://www.kiyosawa.or.jp/archives/54060851.html

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