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2014年12月21日

6130(旧96再録) コンタクトレンズに関連したフザリウム角膜感染症の最新情報

96 コンタクトレンズに関連したフザリウム角膜感染症の最新情報(この記事は再掲示です)

2006年5月11日までに日本のボシュロム社から清澤眼科に提供されている最新情報は以下のとおりです。(2007年5月17日追加記事あり)

ふざりうむ

1、5月3日付け:日本のボシュロム社の見解の要旨
米国ボシュロム社のレニューマルチプラスにもフザリウム感染が報告された。しかし米国でのレニューマルチプラスでのフザリウム感染発生の報告は米国での市場占有率以上のものではない。
米国で問題にされている米国ボシュロム社のレニューモイスチャーロックは日本では発売されておらず、日本のボシュロム社が発売中のレニュー製品とは成分が異なる。
したがって、日本で発売しているレニューマルチプラスなどには安全性に問題はないと考える。
(清澤注:清澤眼科もこの見解に意義はありません。)

2、米国疾患予防センターCDC media relation
フザリウム角膜炎 更新情報(2006年5月5日)

米国疾患予防センター(CDC)は多くの州で報告されているコンタクトレンズ関連フザリウム角膜炎の調査を継続中である。
5月5日の時点でCDCには31の州から確認症例102例、可能性があるもの12例、調査中のもの81例の報告が集まっている。65例には当事例に分類するのに根拠が不十分な症例や、非フザリウム感染の診断を持つ症例が含まれている。
5月2日の確認済み58例では、
46例がコンタクトレンズ装用者、
32例がボシュロムreNu with Moisuturelocを使用、
15例がボシュロムReNu MultiPlusを使用、
7例がボシュロムReNuのいずれか(特定せず)を使用、
3例がAMO製品を使用
3例がAlcon製品を使用

(清澤注:翻訳などに問題ないか読者はインターネットなどで直接ご確認ください。)

3.FDA(米国食品医薬品局)ホームページ5月5日付け
“FDAがレニューモイスチャーロックに関心を持つのは、レニューモイスチャーロック使用者において、実際の市場シェアより不釣合いに高くフザリウム感染が見られたから“である。
その他の製品での発病は市場占有率に対応している。

コンタクトレンズ装用者が、いつにない目の充血、痛み、流涙、羞明、かすみ眼、分泌物、腫れを感じたら直ちに眼科医に相談することを勧告する。

(清澤注:翻訳などに問題ないか読者はインターネットなどで直接ご確認ください。)

コメントby清澤眼科:今のところ日本ではコンタクトレンズ装用者の角膜へのフザリウム感染は見つかっていないようですが、コンタクトレンズの衛生管理には十分な注意をお払いの上、何か普段と違うことがありましたらその装用を中止して眼科医にご相談ください。

以前の私のブログ
”コンタクトレンズ洗浄液に関連した角膜感染症の報道に接して”にリンク

2007年5月17日追加記事
日本コンタクトレンズ学会雑誌2007年57頁にCL装用と感染症 第1回 2006年に報告されたフザリウム角膜炎多症例について (稲田紀子)という記事が掲載されました。
この記事によると、米国FDAおよびCDCによる工場査察の結果で工場の汚染は否定され、ボシュロム社の調査の結果次のことがわかったとされています。モイスチャーロックの水分を蒸発させた状態にすると、配合されているポリマーによってフィルムが形成され、形成されたポリマーフィルムがフザリウムを保護する環境を形成した、という今回の感染症多発の原因が記載されて居ます。:今回の事件の答え合わせということでしょうか。(平成19年年5月17日清澤追記)

ここをクリックいただくとお祖母ちゃんにも分かる目の病気:病名解説索引にリンクします。また、こちらから清澤眼科医院診療予約フォームへリンクします。(平成18年6月追記)

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。
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