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2014年12月7日

6098:「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の創刊5周年を記念した特別企画」の紹介

「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の創刊5周年を記念した特別企画」の連作が出ていますが、これらの記事には読みごたえがあります。どうぞ元に戻ってご覧ください。

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1、【特別企画】アベノミクスのジレンマ―破壊的再生か安楽な衰退か
By Jacob M. Schlesinger 2014 年 12 月 3 日 11:08 JST (http://jp.wsj.com/news/articles/SB11920364258490754648804580312340244036482)

日本経済は歴史的な衰退をたどり、特に増加傾向にある不完全雇用者という底辺層や人口減少地域に弊害をもたらした。それでも日本は、穏やかな衰退でどうにかしのいできた。

日本の現代の政治経済には、デフレ主義対リフレ主義という特徴的な緊張関係があり、それぞれが思い描く日本の将来像も全く異なっている。デフレ主義者たちは安定を優先させ、人口動態を運命と見なし、日本の人口の高齢化と減少は必然的に経済停滞を招くと考える。彼らはリスク、混乱、分裂を最低限にとどめ、その移行にできるだけ苦痛が伴わないようにする。一方のリフレ主義者たちは、より発展性があり、活力に満ちた未来を求めている。リスクを冒すこと、混乱を受け入れることにも前向き。

2、【特別企画】日本は期待した方向に前進=アダム・ポーゼン氏 By Peter Landers 2014 年 12 月 4 日 11:02 JST

 イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)元委員でもある同氏は長年、日本経済を停滞状態から脱却させるためにより大胆な措置を講じることを日本銀行に求めてきた。それが黒田東彦日銀総裁の下で実施されたことは「とても喜ばしい」と話す。(http://jp.wsj.com/news/articles/SB11920364258490754648804580314053406848366)

3、【特別企画】日本は5年後も日本のまま=ジェラルド・カーティス氏 By George Nishiyama 2014 年 12 月 5 日 11:21 JST

 日本の政治を専門とする米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授はウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、過去5年の日本の政治で最も記憶に残るのは、民主党が政権を担っていた期間に信頼できる与党としての地位を確立できなかったことと安倍晋三氏が首相に返り咲いたことだと話した。日本の将来については、繁栄と礼節を維持しながらなんとか切り抜けて行くとみている。

○過去5年の日本の政治で最も印象深かったことは? 1つは政権与党時の民主党の素人くささと無能さ。もう1つは安倍晋三氏の首相復帰だ。
○今後5年以降の主要な政治課題は何か ?日中関係が主要課題の1つになるのは間違いない。
○安倍氏にとっての今後のリスクは? 安倍首相にとって事態は非常に良好に見えるが、アベノミクスが頓挫しないこと。
○今後5年の最良のシナリオは? デフレから脱却し、構造改革によって労働市場の流動性が高まり、起業が活発化し、質の高いコメ・果物・野菜が中国などのアジア諸国に大きな輸出市場を見いだすような状態。そして、女性が企業の主要な幹部職に就くようになり、人口減少の悪影響が緩和され、働く女性の子育て支援策によって人口構造がやや改善すること。、、、
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清澤のコメント:アベノミクスでは通貨量を増やして景気を押し上げると言います。この操作は円の価値を毀損しますが、インフレが起これば同時に国の負債の軽減も図れます。消費税の増税でバランスを取るのを国民に納得させることは困難ですが、その方法でなら直接には見えませんから、国民からの収奪は可能です。その方法で、さらなる予算の赤字の増加を吸収できるか?という恐ろしいストーリーかもしれません。実際に輸入比率の高い魚介類や、野菜などは30%程度の値上がりが起きているようです。
ハイパーインフレで国の借金をチャラにするという政策は、第二次大戦後の日本で実際に預金封鎖を伴って行われた経緯もあります。さていかがなものでしょうか?

以前の当ブログ記事が参考になりませんでしょうか?
4181 キプロスの預金封鎖は失敗?(2013年03月20日)https://www.kiyosawa.or.jp/archives/53916319.html

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