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2014年11月27日

6057 「後発品をどう選ぶ 2014」という日経ドラッグインフォメーションの記事紹介です

無題「後発品をどう選ぶ 2014」という日経ドラッグインフォメーションの記事の紹介です。

今回は、患者さんが無理やり後発品に処方変更されていやがっているという私のボヤキを聞いていたS製薬会社のMさんが記事のコピーを持って来てくださいました。読んでみれば、薬局が無理やりにでも後発品を渡したがる状況も理解できます。すでに後発品率が最高の22点加算を維持できる65%レベルを割り込んでいるという事なのでしょう。この雑誌からは近々インタビューを受けるという話もあります。

ーー詳細な記事のあらましーー
 今春の調剤報酬改定では、後発医薬品調剤体制加算が見直され、保険薬局は様々な影響を受けた。

◎パート1 調剤報酬改定の影響度 

○高くなったハードル、加算「22点」は3割にとどまる
12年では全薬剤量に占める後発品調剤割合で「22%以上5点、30%以上15点、35%以上19点」の加算が認められていた。それが14年改定では、後発品の数量シェアで「55%以上18点、65%以上22点」となった。

清澤のコメント:これで有れば薬局が躍起になって後発品にと勧めるのも理解できます。しかし、本当に後発品と先発品が同じ効果を持つのかという検証はそこには見えません。

○後発品を調剤しなかった理由記載、どう思う?
「患者の意向」、「保険薬局の備蓄」、「後発品なし」、「その他」の4つから選択する。

清澤のコメント:主治医側から見ますと、先発品に指定することは出来ますが、その場合処方箋料が不当に安くなってしまいます。そこまでの不利益を蒙ってまで先発品にしたいわけではありません。しかし、私は支払いの額が苦にならぬ裕福な人にはやはり先発品を薦めたいです。「主治医の勧めでという理由ではだめです。」と薬局店員がいうのは、この4項目中にその項目がないという意味だったのですね。だったら「その他」にしておいてくれれば良かったのに、と思いました。

○後発品NG患者、説得のコツ「今回、加算が算定できないからと言って後発品比率を高める努力をしなかったら、次の改定でもっと苦しくなるのは必至。」「うちの薬局でも、後発品のあるお薬は、もう半分以上が後発品になっているんですよ」、こんな言葉で患者の漠然とした不安を取り除く。

清澤のコメント:後発品に誘導するのが正義であるというお上に恭順した考え方に問題はないのでしょうか?

◎パート2 私のお薦め後発品 「この後発品のここがいい!」
ヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0,1%「日点」:防腐剤が入っていない点眼液で、点眼容器に独特の工夫がされている。他のメーカーにない特徴。

清澤のコメント:眼科用剤での推奨後発品はこの記事内ではこれだけでした。

○オーソライズド・ジェネリックを採用する?
後発品メーカーが先発品メーカーから権利の許諾を得て、先発品と同じ製品を後発品として発売するもの。

コメント:使いたいとする人が多い反面、薬局経営者には仕入れ価格が高いのでメリットは少ないとのことでした。初めてオーソライズド・ジェネリックという言葉を聞きました。

○DPC病院は何を評価して後発品を選んでいるか
千葉医療センターでは、品質、情報、供給、医療安全、その他を点数化して総合点で評価しているとのこと。

◎パート3 後発品企業の評価
沢井製薬、日医工、アルメッドエーザイ、ファイザー、明治製菓ファルマの順。

清澤のコメント:エーザイ、ファイザー、明治製菓といった老舗メーカーの関連会社も後発品に力を入れているのですね。キサラタンがラタノプロストの後発品に浸食されているファイザーが後発品4位というのは意外でした。という事なのですけれど。ともかく、近隣の薬局があの手この手で後発品に変えさせようと患者さんを口説いている状況はよくわかりました。

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