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2014年11月18日

6023 視野検査アプリで緑内障失明回避 【米国眼科学会】

視野検査アプリで緑内障失明回避 【米国眼科学会】 医療過疎地域の効果的な一次検査方法と期待:という記事がM3に出ています。iPadによる周辺視野評価無料アプリ「Visual Fields Easy」でネパールの患者200人を調べたのだそうです。これは使えるかもしれません。

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視野検査アプリで緑内障失明回避 【米国眼科学会】
医療過疎地域の効果的な一次検査方法と期待

2014年11月6日 米国学会短信

 米国眼科学会(AAO)は10月20日、医療の行き届いていない地域の緑内障リスクの高い集団において回避可能な失明を低減するのにタブレットの周辺視野評価アプリが効果的であるとした研究を紹介した。この研究は、第118回AAO年次総会において発表された。

 緑内障は、有効な治療はあるものの初期症状がないため進行するまで気が付かない患者が多く、失明原因の第2位となっている。AAOによれば、定期健診を受ければ眼科医や検眼士による初期診断は可能だが、遠隔地域や医療サービスの行き届いていない地域では緑内障による失明が増加しているという。

 研究では、iPadによる周辺視野評価無料アプリ「Visual Fields Easy」を利用してネパールの緑内障患者200人(400眼)を検査。その結果、約半数が緑内障と判断された。この検査結果を従来のハンフリー視野計SITA Standard 24-2による視野検査結果と比較したところ、51-79%が一致。中程度から進行した視野欠損患者における一致率が最も高く、軽度視野欠損患者での一致率は低かったが、これは健常対照群における偽陽性率が高かったためと研究者らは指摘している。また、アプリによる検査所要時間は平均3分18秒で、ハンフリー視野計SITA Standard 検査の半分だった。

 この結果を受けて研究者は、「iPadを用いたスクリーニングは、一般的な集団での検査法として支持できるほど一致率および費用対効果は高くないが、アフリカまたはヒスパニック系、高齢者、従来の眼科医療を受ける機会が制限されているなどリスクの高い患者には効果的な一次検査方法となり得る」と述べている。

【関連リンク】
iPad Screenings Effective for Detecting Early Signs of Glaucoma in Underserved, High-Risk Populations

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