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2014年11月14日

6012 パレートの誤算:を読みました

無題パレートの誤算

念願の市役所に就職がかなった牧野聡美は、生活保護受給者のケアを担当する事になった。 敬遠されがちなケースワーカーのという職務に不安を抱く聡美。先輩の山川は「やりがいのある仕事だ」と励ましてくれた。その山川が受給者たちが住むアパートで撲殺された。受給者からの信頼も篤く、仕事熱心な先輩を誰が、なぜ? 聡美は山川の後を引き継いだが、次々に疑惑が浮上する。山川の知られざる一面が見えてきたとき、新たな惨劇が……。:アマゾンより

清澤のコメント:
アリの巣の中の蟻全体のうち7割は常にサボっていて、その比率はサボる蟻を排除しても変わらない。という話(清澤眼科医院通信2670 働かないアリに意義がある)を引いていつだって働く気のない輩は存在するという話から入ります。そしてこのパレートの法則、その法則から外れる事象と話を進めるのですが、それがしっかりつながっている気がしませんでした。

様々な生活保護という制度とそれに支えられる人々の持っている問題点を適切な色合いで描いており、そのようなことに気付いていない読者には貴重な情報なのでしょう。しかし、様々などんでん返しはあるのですけれど、それぞれのトリックが簡単すぎる気がしました。何の手がかりもないところから数時間で誘拐された個人の居所を尋ね出すなどということは無理な気がいたしました。

14_2パレートの法則とは?

パレートの法則(パレートのほうそく)とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。
80:20の法則、ばらつきの法則などと呼ばれることもあるが、本来は別のものである。

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が発見した冪乗則である。経済以外にも自然現象や社会現象等様々な事例に当て嵌められることが多い。

ただし現代で言われるパレートの法則の多くは、法則と言うよりもいわゆる経験則のたぐいである。

現代でよくパレートの法則が用いられる事象
◎ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。
○商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
○売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
○仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
○所得税の8割は、課税対象者の2割が担っている。
などなど。

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