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2014年11月2日

5979 教授就任祝賀会の雑談から

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東京医科歯科大学眼科学教室の新しい教授に決まった大野京子先生の祝賀会があり、参加してきました。来賓も多く、久方ぶりに参集されたOBの先生方も多くにぎやかな祝賀会でした。

そのテーブルで聞いたいくつかの話題を採録してみます。

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○オルソケラトロジーについて
私も導入している東レ社製(=ユニバーサルビュー社扱い)のオルソケラトロジーレンズ(ナイトレンズ)の評判が各所で良いそうです。
度数によっては毎晩使わなくても、ある程度の視力が2日ほど保てるそうです。
隣の席に着かれた先生はすでに数十例の実績だそうで、参考事例を伺いました。
片眼だけの近視にも使い易いと言っておいででした。
野球や水泳をさせたい場合に使いやすいそうです。
家族割引などを用意するといったアイデアもうかがってきました。
グレアを測定してみると、レーシックよりもオルソケラトロジーで得られる像は同視力でも鮮明だとわかるとのことでした。

「眼鏡よりも近視の進行が抑制できる」というのがその使用をお勧めする最大の根拠です。
今回の臨床眼科学会で演題があると思いますので、抄録を見て追記しましょう。

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○メルスプランについて
コンタクトレンズに関しては、私は導入してないのですが、メニコンのメルスプランを使っている眼科医も多いようでした。
殊にハードレンズでは月払いなので一辺に高いレンズを購入させないので説明が楽との声もありました。また、このシステムはソフトレンズでも自動的な直送というシステムに手間がかからなくてよいという声もあります。

無題
○睫毛貧毛症治療薬 (グラッシュビスタです)
緑内障の点眼薬で眼科医にはよく知られている商品名でルミガン(一般名ならビマトプロスト)をまつ毛を濃くする目的で使う用材が発売されており、これも話題になっていました。
「グラッシュビスタ」というものだそうですが、その詳細は別記事に採録しましたのでご覧ください。ちなみに当医院ではまだ処方したことがありませんが、塩野義で出せば処方は可能な見込みです。
下の動画は参考までに。

無題
○先日大学で後輩の医師に聞かれた質問を先輩医師が再び聞きに席まで見えました。成人で特に本人には視野欠損の訴えはないのだが、何らかの訴えがあって視野を取ってみたら両耳側半盲であった。しかしMRIでは下垂体腫瘍はなく前頭葉に脳梗塞状の変化があるのだが?という質問です。

私の答え:患者さんを拝見してありませんので、答えとは言えませんけれど、清澤眼科医院通信の2570透明中隔-視神経異形成症(Septo-Optic Dysplasia)とは をご覧ください。https://www.kiyosawa.or.jp/archives/52844631.htmlです。似ていそうな気がいたします。放射線科医にこれとは違うか?と聞き戻すとよいでしょう。

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○医科歯科大学でもメディカルツーリスムを各科に導入しようと努力しているそうです。その担当は医学情報の田中理事(教授)と私も面識のあるI先生なのだそうです。しかし、実際には海外からの需要を掘り起こすエージェントとの契約はできているのですが、まだ需要が見つからなくて、実際に受診したのは病院全体でもまだ眼科の2件だけだとのことでした。
 このブログでも先に紹介しましたが、当医院では米軍の退役軍人の評価を初めています。それもある種メディカルツーリスムにつながる話だと思いました。この話は、秘書のラーマンさんや、医療コンサルタントの高野さんにも話してみて、もう少し深めてみましょう。海外からの患者さんを受け入れる場合には、患者さんの概要を紹介状であらかじめよく理解して、入国前の段階である程度の検査予定の枠まで抑えてから迎え入れる必要があります。

本日の眼科診療に関する早耳情報はこんなところでした。

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