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2014年10月5日

5875:エボラ熱、日本の薬投与した仏女性治癒 富山化学開発

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エボラ熱、日本の薬投与した仏女性治癒 富山化学開発

清澤のコメント:どの程度この薬剤がエボラ出血熱に効くのかがこの記事ではわかりませんけれども、日本発の薬剤がフランスで使われるというのは誇らしいことです。ファビピラビルはRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤(上図)、フッ素が付いた比較的簡単な化学式ですね。その解説を本文末尾に記載します。)

2014/10/4 22:35

富山化学のインフルエンザ治療薬「アビガン錠」

 【パリ=共同】フランスのトゥーレーヌ保健相は4日、エボラ出血熱に感染し日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬などを服用していたフランス人女性看護師が治癒し、病院を退院したと発表した。フランス公共ラジオが伝えた。

 服用していた日本の薬は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(東京)が開発した「アビガン」(一般名ファビピラビル)。フランス保健省は米国、カナダの製薬会社が開発したものも含む計3種類の薬の投与を「実験的治療」として認めていた。

 フランスの医療チームは11月にも西アフリカのギニアで、アビガンの投与を実験的に開始する方針。フランス国立保健医療研究所の担当者は「大量生産ができる態勢で副作用への懸念が少ないこと」などをアビガンの利点に挙げている。

 女性は国境なき医師団(MSF)のボランティアとして活動していたリベリアで感染が発覚。9月19日にパリ郊外の病院に搬送された。

ファビピラビルとは:日本語ウィキペディアより

化学式 C5H4FN3O2
ファビピラビル(英語: Favipiravir)は、富山化学工業が開発したRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤。開発コードのT-705、あるいは商品名であるアビガン錠の名称でも知られる。

概要
本来は抗インフルエンザウイルス薬で、ウイルスの細胞内での遺伝子複製を防ぐことで増殖を防ぐ仕組み。そのためインフルエンザウイルスの種類を問わず抗ウイルス作用が期待できるとされる。

2014年3月に富山化学工業が日本国内での製造販売承認を取得した。ただしすぐに製造・販売が開始されるわけではなく、新型インフルエンザが流行し他の薬が効かないと国が判断した場合に、厚生労働大臣の要請を受けて製造を開始するという特殊な承認となっている。

また同年夏には、インフルエンザウイルスと構造が似ているエボラ出血熱ウイルスの治療にこの薬が有効ではないかという説が持ち上がり、富山化学の親会社である富士フイルムホールディングス、並びに同社の提携先である米国のメディベクター(Medivector)社が、米国内で治験を行う意向を示したことから、改めて話題を呼んでいる。

2014年9月26日、富士フイルムはフランスでアビガン200mg錠がエボラ出血熱ウイルスに感染したフランス人女性看護師に投与されたと発表した。これはフランス政府機関より依頼を受け、日本政府と協議の上緊急対応として提供されたものである。

用法

通常、成人に1日目は1回1600mgを1日2回、2日目〜5日目は1回600mgを1日2回経口投与する。総投与期間は5日間まで。200mgのアビガン錠で、一人当たり40錠となる。

なお動物実験で催奇形性が確認されているため、妊婦及び妊娠の可能性のある女性への投与は禁忌。:ということでした。

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