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2014年9月20日

5841:豚コラーゲンから角膜素材 再生医療に応用へ:の記事です。

豚コラーゲンから角膜素材 再生医療に応用へ

2014年9月19日 19時47分

 豚のコラーゲンからつくられた角膜移植用の新素材=19日午後、茨城県つくば市の農業生物資源研究所

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 農業生物資源研究所(茨城県つくば市)と東京大病院の研究チームは19日、目の角膜の再生医療に向けた新素材を豚のコラーゲンから開発することに成功したと発表した。人の角膜細胞を新素材に重ねて患者に移植する治療法の実用化に取り組むという。

 黒目の部分に当たる角膜は、外側から上皮、実質、内皮の3層で構成される。内皮細胞は再生能力がなく、加齢などで細胞数が極端に減ると、視力が低下する水疱性角膜症になる。主な治療法は角膜移植だが、世界的に提供者不足が課題となっている。

 チームは、豚のコラーゲンを材料に、角膜の曲面に沿った半球面状の透明な膜を作ることに成功。(共同)
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清澤のコメント:眼科領域では従来コラーゲンプラグが涙小管をふさいで強い涙液減少症の対策に使われてきました。今回の角膜移植用のコラーゲン膜がどの程度有効とされるか注目してゆきましょう。表層移植の材料に使われるのでしょうか?

さてコラーゲンとは:ウィキペディアの要旨です。

コラーゲン(英語: Collagen)は、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつで、多細胞動物の細胞外基質の主成分である。体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質のほぼ30%を占める程多い。

コラーゲンの3重らせん構造

コラーゲンタンパク質のペプチド鎖を構成するアミノ酸は、”―(グリシン)―(アミノ酸X)―(アミノ酸Y)―” と、グリシンが3残基ごとに繰り返す一次構造を有する。この配列は、コラーゲン様配列と呼ばれ、コラーゲンタンパク質の特徴である。

コラーゲンタンパク質分子を構成する1本のペプチド鎖はα鎖と呼ばれ、分子量はI型コラーゲンの場合は、10万程度である。

コラーゲンでは、ペプチド鎖が3本集まって緩い右巻きのらせん構造をとる。I型コラーゲンの場合、分子の長さはおよそ300nm、太さは1.5 nmほどである。

線維性コラーゲン分子が、少しずつずれてたくさん集まり、線維を作ったものをコラーゲン繊維(線維) (collagen fibril) と呼ぶ。

主成分は軟骨以外の組織ではI型コラーゲン、軟骨ではII型コラーゲン分子である。コラーゲン線維は透過型電子顕微鏡で観察することができる。コラーゲン線維には、ほぼ65 nm周期の縞模様が観察される。

コラーゲン線維は、更に多くが寄り集まって、結合組織内で強大な繊維を形成する場合がある。解剖学の分野ではコラーゲン繊維(線維)(膠原繊維(線維);こうげんせんい、collagen fiber)と呼ばれることもある。コラーゲン線維束の太さは数μm~数十μm程度。

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