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2014年9月8日

5802 バンジージャンプの眼障害 bungee jumping

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バンジージャンプに伴う黄斑出血 Macular Hemorrhage from Bungee Jumping:という文献です。

Atul K. Jain, M.D., and Michael Gaynon, M.D.

N Engl J Med 2007; 357:

臨床的に重要な病歴もなく、正常な血液凝固能を示す25歳の女性が150フィート(45.7m)の垂直の高さからのバンジージャンピングを行いました。そのすぐ後に、彼女は、大きな中心暗点と共に左の目の視力の実質的低下に気づきました;他の徴候はなく、苦痛もありませんでした。検査において、患者の右眼は正常な視神経乳頭および血管(パネルA、矢尻)を示しており、中心窩と黄斑も正常でした。(パネルA、矢)

左の目には正常な視神経乳頭および血管(パネルB、矢じり)が認められ、ましたが、中心窩と黄斑の構造はちょうど内境界膜(パネルB、矢)の層より下の大きな黄斑出血によって不明瞭でした。患者の視力は右眼では20/20でしたが、左目は周辺視で見て0.05しかありませんでした。患者は、頭を下にした体位で(バンジージャンピング中に生じる)突然の減速によって引き起こされた、上体での増加した静脈圧によるヴァルサルバ網膜症の形式を満たしていました。彼女は、左眼の中の血液の除去手術を受けました。左眼の視力は1週間後に0.8で以後安定していました。

Atul K. Jain, M.D.
Michael Gaynon, M.D.
Stanford University, Stanford, CA 94305-5308

清澤のコメント:
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このほかにもネット上を探してみると、綱による眼瞼の裂傷や、結膜下出血(これは医学ページではないですけれどhttp://holyokesbiology111.wikispaces.com/Danielle+Duplisea)の例も見つけることができました。下の文を読むと、直接の打撲も危険ですが、バルサルバ手技で頭部に強い静脈圧の上昇が加わった時に見られる種々の眼症状がありうるようです。ご注意ください。

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