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2014年8月28日

5763:秋にも花粉症の原因となる植物があります。

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「身近にあります、秋の花粉」秋の花粉症対策と治療」というパンフレットをわかもと製薬の方が届けてくださいました。要点を採録してみましょう

◎ブタクサ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、カナムグラなど秋にも花粉症の原因となる植物があります。

◎8月から11月にくしゃみ・鼻水のほかに涙目、目のかゆみ、目の充血があれば秋の花粉症かもしれません。

○ブタクサ、オオブタクサ(キク科ブタクサ属):8-10月 荒地、道端:特にブタクサ族の花粉はアレルギーを起こす力が強いので注意。

○ヨモギ(キク科ヨモギ属):8-10月 草地、土手

○アキノキリンソウ、セイタカアワダチソウ(アキノキリンソウ科):8-11月 山野の草地、河原

◎アレルギー検査:血液検査など(清澤注:最近は一回の採血で35種もの抗原を網羅的にスクリーニングできます。)

◎治療法には抗アレルギー点眼薬。これにもヒスタミンH1拮抗薬とメディエーター遊離抑制点眼液があります。

◎対策:
○マスクやゴーグル型メガネを外出時に。
○飛散の多い時間の外出は減らす。窓を占める。
○花粉の付きやすいウールは避ける。
○帰宅時に服や紙を洗い、洗眼、うがいをし、花をかむ
○洗濯物を取り込むときははたく

◎その他、生活習慣で気を付けること。
○粘膜を傷つけるタバコは避ける
○ストレスをためない
○お酒は控えて
○バランスのとれた食事
○規則正しい生活
○睡眠を十分

眼科医清澤のコメント:

わかもと製薬のベテラン社員が新人社員を連れてご来訪くださいました。
そこで、渡されたパンフレットから面前でその要点を拾い出してこの記事を書いてお見せしました。

初めてお会いした新人さんにわたくしが伝えたかったのは、「重要なのは、必要なことを漏らさず、しかも無駄なく伝える」という事の重要性なのですが、今日の新人さんにはご理解いただけましたでしょうか?。

そのためには、このパンフレットは「並の花粉症の話」ではなくて、8-10月の花粉のことを取り上げた旬のパンフレットであることを短時間で相手の医師に理解させることのはずです。

「この会社わかもと製薬で製造している薬剤はゼペリン点眼薬で、ケミカルメディエータ遊離抑制作用が強いのが特徴だそうです。防腐剤としてベンザルコニウム塩化物は使われてはおらず、代わりにクロロブタノールを使っているので眼表面への刺激が少なく涙液層破壊時間(BUT)を延長する作用もあるというのが特徴」とのことでした。

さらに、このベテラン氏からは、「秋の花粉症を起こす植物は背丈が低く、飛散が遠方には及ばないので住宅近くの叢に原因があるというのが、春のスギやヒノキとの大きな違い」だという事も教えられ得心しました。

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