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2014年8月25日

5750:四葉のクローバー型の視野をご存知でしたか?

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(http://www.ophthalmologymanagement.com/articleviewer.aspx?articleID=105230)
四葉のクローバー型の視野をご存知でしたか?実際にそんな視野に出会ったのですが、ゴールドマン視野はほぼ正常でした。どこかで聞いたと思って調べてみたら、2014年06月02日 5494 緑内障検査 コツと落とし穴の話を聞きました。に答えがありました。

ファイザー・グラウコーマ・シンポジウム Ⅰ部:3人の演者による「緑内障検査 コツと落とし穴」の中で、演題その3:視野検査のコツと落とし穴 慈恵医大 中野匡 先生のお話の中で説明されてました。

4) クローバーリーフパターン:最初に決定される中心を囲む4点の測定まではよくて、その後に集中力が下がるケースで現れる視野の形である。(https://www.kiyosawa.or.jp/archives/54152796.html)と説明されていました。

ちなみに
3) トータル偏差がよくてパターン偏差が悪いのは、ホワイトスコトーマと呼ばれるもので、偽陽性回答が多いときに見られる。そうです。

調べてみるとThomas R, George R. Interpreting automated perimetry. Indian J Ophthalmol [serial online] 2001 [cited 2014 Aug 24];49:125-40. Available from: http://www.ijo.in/text.asp?2001/49/2/125/22649 にもこの話は出ていました。

そこには次の説明がありました。
通常我々はグレースケールの印刷を診断には用いない、しかし疑陽性や偽陰性が多い視野は特徴的な変化をグレースケールに示す。図3にはいくつもの白い領域があり、それは白い暗点(”white” scotomas)と呼ばれる。実際のデシベルは中心から離れているのに30ないし40である。視野測定を訓練された若者では黄班の40デシベル程度だから、周辺部でのこの値は非生理学的である。白い暗点があれば、高い疑陽性率に注目すべきである。4図の典型的なクローバーの葉パターンは疲労性の視野で高い偽陰性によるものである。患者は最初は適切に反応するが、段々に答えられなくなる。.

清澤のコメント:画面の一部が真っ白なら疑陽性が多すぎるものです。そしてこの場合のように四葉のクローバーを見たら、集中力が続かないケース。「最初に決定される中心を囲む4点の測定まではよくて、その後に集中力が下がるケースで現れる視野の形」と、説明されるとよく理解できます。私が出会った患者さんには事故による古い脳挫創があり、集中力が続かないと言っていました。

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