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2014年8月11日

5706 東大病院が医師に3万円の緊急オペ手当を支給の記事です。

無題
「東大病院が医師に3万円の緊急オペ手当」を出すという記事はこのブログの読者の興味を惹くことができるかもしれません。S製薬のMさんが教えてくれた最新の医療業界ニュースです。現在、病院勤務医の待遇は劣悪で、病院を離れようとする医師が多い現状があります。天下の東大病院が大学を離れようとする医師の引き留めに多少なりとも成功できれば、医療崩壊を少しでも緩和できる希望が持てるかもしれません。

30年前でしたが、国内留学先の北里大学は神奈川県北部の3次救急を引き受けており、夜間にドミトリーから眼科の緊急手術に呼び出された病棟医は当直室の当直簿に副当直とし自分の名前を加えることが許されていて、手当てが5000円くらい付くのが、嬉しかったのを思い出しました。気は心です。被雇用者が認められたと感じさせることが、管理者には必要です。

東大、医師に「3万円」の緊急オペ手当
今改定の加算倍増を踏まえ、8月から支給
2014年8月7日 橋本佳子(m3.com編集長)(⇒元記事はこちら)

以下はその要点の抜粋です。

 東京大学医学部付属病院は、この8月から、医師を対象に、新たに「緊急手術等手当」の支給を開始した。時間外や休日に、緊急の手術や処置に従事した医師に、3時間以上の場合には1回3万円、3時間未満の場合には1回1万5000円をそれぞれ支給する。

 支給対象は、手術・処置に参加した全医師。常勤医、非常勤医を問わず、大学院生や研修医なども含まれる。外科系医師だけでなく、内科系医師も、「緊急手術等手当」の対象になる。

 「緊急手術等手当」の支給開始は、2014年度診療報酬改定で、時間外や休日に緊急手術・処置を実施した場合の「休日・時間外・深夜加算1」の新設を受けた対応。加算額は従来の2倍で、「予定手術前日の当直免除」のほか、「医師への手当支給」が施設基準だ。この基準は非常にハードルが高いため、「休日・時間外・深夜加算1」の算定病院は全国でもごく少数であり、東大病院での手当支給は注目される動きだ。

 東大病院副院長は、「時間外の業務に当たる医師の労に報いるため、手当の新設に踏み切った」と説明する。(中略)「休日・時間外・深夜加算1」の算定で、少なくとも年間1億2000万~3000万円の収入増になると試算される。うち約8割を手当の原資とし、残りは人員不足の診療科での人員増に充当する方針。

 東大病院でも、医師の手当としては、以前から、宿日直手当(2万円)、夜間診療手当(外科系1万円、内科系5000円)、緊急コール手当(病院外にいて呼び出された場合に1万円)などを支給していた。(中略)

 東大病院、標榜診療科を見直し

 この8月からの「休日・時間外・深夜加算1」の算定開始に先立ち、東大病院では、就業規則の見直し、標榜診療科の見直し、各診療科における当直体制の見直しなどの準備を進めた。

 「休日・時間外・深夜加算1」の施設基準で、満たすことが難しいのが、「予定手術前日の当直免除」。各診療科で、工夫し、勤務体制の見直しを進めたほか、実績管理のため、新たに「在室時間及び手当申告書」も作成した。

 「3時間」を指標に手当の額を決定

 (中略)一番公平な「時間」という指標のみで、「緊急手術等手当」を設定した。「3時間以上」と「3時間未満」に分けたのは、財源などを勘案した結果だ。「時間外の手術・処置に対して、緊急手術等手当で労に報いることで、医師のさらなる協力が得られ、経営が正のスパイラルになることを期待している」という。
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