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2014年7月31日

5669 ”インチキ健康本”にダマされるな!週刊文春より

sbunshun
インタビューを頼まれてから、掲載までにずいぶん時間がかかりましたが、先週は空振りに終わった週刊文春の記事がようやく掲載されました。内容が多くて2部に分割掲載されたのですね。
いわく、
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週刊文春おかしな健康本が書店に溢れ返っている。
 百万部突破の「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」(アスコム)は、今年上半期ベストセラーの第一位、小誌は7月10日号で、この本のインチキぶりを明らかにした、、、

 --書店では、視力回復、たまねぎ水、断食、、、などの様々な健康法の本が平積みされている。これらの健康法も本当に効果があるのだろうか。

 まずは、昨年12月に出版された「目は1分でよくなる!」。著者は眼科医ではなく、都内で開業する整体治療院の院長なのだが、現在までに21万部を突破してベストセラーとなった。「現代用語の基礎知識」や「流行語大賞」でおなじみの自由国民社から出版されている。

 本の帯では「血流を改善し、酸素を取り入れれば目のトラブルは9割改善します」と断言し、内容を見ると「7つの視力回復トレーニング」によって「視力は0,05から0,2にまで回復」したり、<緑内障や白内障の多くも、進行を食い止めることができる>のだという。

 トレーニングは、①タッピング法(指で目の周りを叩く)②シェイク法(揺する)③さすり法④指圧法⑤確認法(裸眼になって脳でイメージ)⑦瞑想法(目を閉じて楽しいことをイメージ)--の7つ。そして(目を治すことは、体全体を治すことと同じ)であり、肩こり、頭痛、食欲不振、不眠症ーー)など万病に効果的だと展開してゆく。
 7月には「マンガと図解ですぐわかるビジュアル版」まで出版された。
 
 清澤源弘・清澤眼科医院院長が語る。
「眼科医の立場からすると、この本は評価の対象にすらなりません。まず”目が悪い”と言っても近視、遠視、乱視のどれを指しているのかわかりませんし、それを論ずることなく”トレーニングで見えるようになるとするのは全くの見当違い。0,05→0,2などの、急速な視力回復も、眼科医の常識からするとありえないこと」
 著者の治療法は、難病とされる網膜色素変性症の人を治したことがきっかけで確立したと書かれているが、「治るわけがない。網膜色素変性症は基本的に治療の手段がない病気です。進行を遅らせるためにサングラスをかけさせたり、ビタミン剤を与えるといった対症療法を行うしかありません。そんな魔法のようなことを書くべきではないですね」(同前)

 トレーニング法については加藤卓次加藤眼科院長がこう警告する。(以下略)

 本には視力回復法で開業ができるという「アイトレーナー師」体験セミナーの案内チラシがはさまれている。ホームページで確認すると、6か月コースで85万円、意念コースで150万円と高額な受講料だ。---

インチキ健康本は、体にも財布にも優しくないのだ。
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清澤のコメント:まさか受講する人はいないでしょうけれど、100万円以上の講習料という所まで読んで、頭が痛くなりました。批判が逆に宣伝にならぬことを願います。
お暇な方は、このインタビューに応じるためにわたくしの用意した文章(5645 視力は簡単なエクササイズで改善可能だろうか? ⇒リンク)もご覧ください。

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