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2014年7月6日

5615 梅雨の季節の松本の印象記です

 昨日の晩、ふと入れたテレビでは小海線と軽井沢近辺でさいころを振りながら小さな旅をするという番組を放映していました。(軽井沢すごろくの旅5 2014年7月5日放送 出演者錦野旦/レッド吉田/熊谷真実/NANA(MAX)。)長野県とは申せ、小淵沢、松原湖、小諸、佐久と私の縄張りではないのですが、やけに慕わしい景色でした。

 それでと言う訳でもないのですが、ふと思い立って故郷松本の実家に日帰りで母を訪ねてきました。私が生まれる前からの長い期間、わが家の隣で八百屋さんを営んでいたNさん夫婦が郊外に家を作って息子の近くの安曇野方面に引越していったのだそうです。

春が終わって梅雨の季節、故郷にはいくつかの見慣れた風景が展開されていました。

まず、庭にはアジサイが今を盛りと咲き誇っていました。

果実では杏と梅が毎朝木から落ちていて、母が拾い集めていました。父がいた頃は煮てジャムを作って従弟たちに送ったりもしていましたが、今では貰い手も無いので生食だけだそうです。杏は複数の株を同じ庭に植えるのが鉄則だそうです。未だ食べられませんがポーポーと言う南方系の果物も実っていました。(脚注1)

きゅうりが1,5メートルほどの蔓にたくさんついていました。これを一夜漬けにしたものも良好。トマトも赤いのがちらほらと見えました。このほかにも明日葉や菜などの小さな畑が庭に作られていて、手伝いのおばさんが手入れをしてくれているそうです。

先週まで庭師さんに入ってもらって枝を落としたという事で、盛夏を前にジャングル状態は免れておりました。枝を切ってもらうのは良いが、このところ手伝いのおばさんの体調が今一つだそうで、おとした枝葉の片つけがまだ残っているという事でした。

松本市でも東源池と言う地名だけあって、この季節になると薄川の伏流水の水位が上がっています。オーストラリアの掘り抜き井戸の様にポンプを使わなくても地上40センチくらいまでパイプから自噴しています。これなら、普段は水の枯れている薄川も流水がある事でしょう。

お昼ご飯は、すいとん:味噌汁に小麦粉の練ったものが入れてあります。みそ汁の具は青いんげんとジャガイモ。それに青紫蘇を好みで載せます。戦争中の代用食のようですが、これはこれでこの地方のこの季節の御馳走だったのだそうです。

帰りのあずさの車窓から見える水田には20cmほどの稲が育っています。次に帰省するであろうお盆とはまた違った季節が田舎には展開しています。

脚注1:ポーポーとは?
Pawpaw11m●バンレイシ科ポポー属 (英)pawapawa

ポーポーは北米原産のバンレイシ科の果実で、一般的にはポポーと呼ばれている事が多いようですが標準和名はポーポーとなっています。その他にその外観がアケビに似ていて果肉、種の様子が柿に似ているからでしょうアケビガキとも呼ばれています。日本には明治時代にすでに入ってきていたようで、戦後になって、病害虫に強く、無農薬で栽培できるという事で庭木などに一時栽培が広く普及したようですが、なぜかその後すたれ、今では「幻の果実」とまでいわれています。

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