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2014年6月29日

5591 睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん:読売新聞記事です

S03064522睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん:読売新聞の記事です:

 先日、インタビューをお受けしたこの記事が漸く掲載になったようです。この論文の筆頭著者はこの記事の通り鈴木幸久先生ですが、実際の検査が行われたのは、彼も在籍する東京都健康長寿医療センター研究所、神経画像研究チーム(石井賢二部長)です。其処が記載されなかったのは私の失策でした。

 今後も眼瞼痙攣の重要性を社会全体に認識していただくために機会を求めてこの疾患の重要性と重篤性を多方面にアピールしつつ、原因や治療法の開発も進めてゆこうようとしています。

 私たちの研究グループは小さなもので、他の大学の研究グループの様に公にプレスリリースを出せるような立場ではありませんが、気が付く人があって取材をしてくださいました。感謝申し上げます。

 この原著論文の詳しい内容はこちらに翻訳して掲載してありますのでご覧ください(⇒リンク)下の図は新聞ではなくて、原著論文からのものです。

ーー記事の引用ーーー
睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん

2014年06月29日 13時29分

 睡眠薬や抗不安薬を長期服用すると、脳の中央にある視床が過度に興奮し、まぶたのけいれんや目のまぶしさ、痛みなどを伴う眼瞼がんけんけいれんが引き起こされ、服薬をやめても視床の興奮が続く例があることが、神経眼科医らの調査で分かった。

 脳研究の国際的な学術誌電子版に論文が掲載された。

 三島総合病院(静岡県三島市)の鈴木幸久眼科部長と東京医科歯科大の清澤源弘臨床教授らが11年前から調査を開始。不眠症などでベンゾジアゼピン系や類似の睡眠薬、抗不安薬を長く服用し、眼瞼けいれんを発症した患者21人(服薬期間の平均は約4年)を対象とした。服薬を2週間以上中断してもらい、薬の直接的な影響を除き、ポジトロン断層法と呼ばれる画像検査で脳の活性度を調べた。
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 このデータを健康な男女63人、薬と関係なく発症した患者21人、服薬中だが未発症の24人(検査時は薬を2週間以上中断)の画像と比較した。

 その結果、服薬中の発症患者は、全身の感覚情報を大脳に中継する視床が健康な人よりも激しく活動していた。薬の影響で、視床の神経細胞の興奮を抑える働きが鈍り、神経が過敏になって目の症状が引き起こされたとみられる。

2014年06月29日 13時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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