お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2014年6月28日

5587 「両眼の働きと両眼視野の評価」若山 曉美(近畿大)を聞きました

meetingH01
第3回日本視野学会学術集会が本日と明日行われています。

15:30-17:00シンポジウム Ⅰ「視機能の評価、その最前線」座長:岩瀬 愛子(たじみ岩瀬眼科)

第2の話題「両眼の働きと両眼視野の評価」若山 曉美(近畿大)

近畿大学 若山暁美
両眼荷重の働き(バイノキュラサメーション)について話す。これは両眼開放で見たときと各眼の単眼でのパフォーマンスの差のことである。
両眼視で得られた結果が確率荷重を超えるものでないなら、ニューラルサメーションがあるとはしない。
両眼荷重が1,0というのは差がないということ。
実験してみると大きな視標では差がなく、小さな指標では荷重が見られる。
課題の違いによる差は?検出課題と知覚課題には差がある。
反応時間は?偏心度が大きく、小さい視標では差が出る。
更に、ノイズ関連では、ノイズがあって視野の周辺部では両眼荷重以上の効果がある

さて、では視野異常を伴う症例ではどうか?
ベストロケーション法:各測定点の値のうち良いほうの目の値を採用する。キグリーの提案。
バイノキュラーアイ:両眼開放で行うということ。

正常者では両眼荷重がある。
視野異常が単眼だと、その荷重は見られにくい。
視野異常が両眼の人では:特にサメーションが見られる。

両眼で視野測定をしようとすると、固視監視システムが邪魔になる。つまり検査眼の瞳孔がモニターの真ん中にないと機械は止まる。:そこで顔は左右各眼測定の時と同様にとれるようにモニターカメラの前にプリズムを入れ、一方の眼が中央にあるように機械をだますような改造部品を作った。

このほかに、実験用にはアイマークレコーダーも開発した。
今後の画題は、実測値に近い両眼視感度を測るなどの3点がある。

座長質問:優位眼が有ったらサメーションに影響するか?
答え:関連しない

ーーーーーー
「緑内障性視野障害の実用視力への影響」鎌尾 知行 (市立宇和島病院)
を聞きそのあとの17:00-18:00Eat inn(懇親会)で何人かの古い友人とお会いすることが出来ました。各演題の記事を今夜中に採録します。
ーーーー

Categorised in: 未分類