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2014年6月23日

5573 公判中に証人の「目玉」が落下、陪審員パニック 米国:の記事です

5573 公判中に証人の「目玉(義眼)」が落下、陪審員パニック 米国

2013.02.08 Fri posted at 12:37 JST

(CNN) 米フィラデルフィアで起きた傷害事件の公判で、左目を失った被害者の男性が証言している最中に、義眼が眼窩から外れて手の上にこぼれ落ちるハプニングがあった。これを見た陪審員に動揺が広がり、裁判官は審理の無効を宣言した。

弁護人によれば、この光景に陪審員2人は驚いて、椅子から転げ落ちそうになるほど飛び上がったという。裁判官は全員の気を落ち着かせるため、休廷を宣言した。

公判は2011年8月に起きた事件をめぐり、マシュー・ブルネリ被告(23)がバーでジョン・ハティックさんとけんかになり、ハティックさんの眼球を突き刺したとして暴行罪などで起訴された。検察によると、ハティックさんは手術で眼球の摘出を余儀なくされた。

被害者のハティックさんは、この日の公判に証人として出廷。左目を失った経緯について証言しながら泣き出すうちに、義眼が飛び出て手の上にこぼれ落ちた。

担当検事は「26年も検事をやっているが、こんなことは初めて」とショックを受けた様子。弁護人も「証人は泣きながら、目から落ちたそれを片手で受け止めた。ショッキングな出来事だった」と振り返る。

審理は休憩をはさんで再開されたが、弁護側は、この出来事でハティックさんに同情が集まり、陪審員がブルネリ被告に対して不利な予断を持った可能性があると判断。裁判官も弁護側の請求を認め、審理の無効を宣言した。

ブルネリ被告側は、ハティックさんをこぶしで殴ってけがをさせたことは認めているが、突き刺した事実はないと主張している。
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清澤のコメント:義眼は眼球を失ったり、角膜表面が白濁して整容上に改善の余地がある場合には眼科医に紹介された眼鏡師によって作成されます。ガラス製で厚さは数ミリから5ミリ程度、縦1,5センチ横2,5センチ程度で眼瞼の裏の結膜嚢内に置かれます。通常脱落することは有りませんが、コンタクトレンズ同様に片方の隅を押してやると容易に外すことが出来ます。患者さんは毎日義眼をいったん外して洗っているはずです。

 このような義眼ですから、偶発的に泣いていて外れた可能性もありますし、故意に外して見せた可能性も100%否定することはできません。そこで、裁判長が審理の無効を宣言したというのも、ありうる判断であると思いました。

 このような外傷で眼球の機能を残すことを断念する場合、眼科医には眼球摘出のほかに眼球内容除去術と強膜角膜の縫合をして眼球を形だけでもも残すという選択肢があります。眼球内容除去では眼球の外の強膜は残して角膜とブドウ膜より中の成分を除去します。そうしますと眼球は小さくなっても眼科内容のボリュームが保たれ、特有な眼窩の陥凹が少しでも軽減できます。眼球を残すことが出来れば、表層義眼の適応ですから、義眼に多少なりと動きを与えることもできるかもしれません。眼球を摘出したとすれば眼内に強い感染が起きていてその膿を眼窩内に広げたくないという場面も考えられます。眼球周囲の静脈は後方に流れていて、海綿静脈洞に流入しますので、感染がその血流にのって後方に広がれば生命にもかかわります。
殴っただけであるか、ナイフが関与したかは、傷を手当てした医師に訊けば明らかにできるでしょう。

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